客席のわたしたちを圧倒する 井上ひさし発掘エッセイ・セレクション

井上ひさし

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000264594
ISBN 10 : 4000264591
フォーマット
出版社
発行年月
2022年06月
日本
追加情報
:
198p;19

内容詳細

好評『井上ひさし発掘エッセイ・セレクション』の第二弾。同姓同名であったが故に“井上ひさし研究家”となった井上恒氏作成の膨大な「著作ファイル」から、著書未収録のエッセイを選び抜き、テーマ別・全三冊に編みました。本書のテーマは、生涯を通して愛し観つづけたもの―日本映画、洋画、芝居、テレビ、絵画、漫画、野球などです。熱き思いで綴られたエッセイを選りすぐって収録。永遠の映画少年、野球少年がここにいます。

目次 : 1 永遠の映画少年(ある地方都市のハリー・ライム/ 洋画マイベスト10と好きな映画人 ほか)/ 2 テレビから芝居へ(演劇の思想性とやらを排す/ かくして“日本人のへそ”の緒はとれた ほか)/ 3 写真・絵・漫画(“原爆写真家”福島菊次郎の心根/ はみだした主人公たち ほか)/ 4 野球の本棚から(ことばの力/ ぼくらスワローズファンの感激―待ってたんだバンビ! ほか)

【著者紹介】
井上ひさし : 1934‐2010年。山形県東置賜郡小松町(現・川西町)に生れる。上智大学外国語学部フランス語科卒業。放送作家などを経て、作家・劇作家となる。1972年、『手鎖心中』で直木賞受賞。小説・戯曲・エッセイなど幅広い作品を発表する傍ら、「九条の会」呼びかけ人、日本ペンクラブ会長、仙台文学館館長などを務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • hirayama46 さん

    発掘エッセイなのでどうなのかな……と思っていましたが、内容は安定。未収録とはいえ品質が劣るわけではないので安心して読めます。タイトルから演劇・映画の話が中心かと思えば、野球の話もけっこう多かったです。たしかに客席はあるけれど……。しかし、スポーツにおいてもやはりよく観察している人だなあ、と感嘆しました。

  • hiruhan さん

    紙媒体で読む。ベスト10と言われ、著者が無理、100ならできると言ってベスト100のランキングを作成したものを読んでいたら、私はこのリストに載っている映画を見たことがなかった。愕然とした。と、ここで思い出した。「風の谷のナウシカ」と「天空の城ラピュタ」は見たな。ほとんど見たことがなかった。「七人の侍」くらいは見たほうがいいんだろうなぁ。

  • Go Extreme さん

    永遠の映画少年: ある地方都市のハリー・ライム 洋画マイベスト10と好きな映画人 傍役スターたちの人権宣言の書―川本三郎・真淵哲著 法外階級者としての藤純子 たったひとりで、日本映画ベスト100選出に挑戦する! テレビから芝居へ: 演劇の思想性とやらを排す NHK受信料非拒否の論理 鮨屋の勘定―新しい芝居小屋の話 人間として 紙人形 もっと揺れれば 写真・絵・漫画: 柔と剛とのせめぎ合い 「先生」と呼ぶ理由 野球の本棚から: 草野球の見物人 マグロー小伝 ベーブ・ルースのパンチ グラウンドの心理学者

  • O-chami さん

    発掘エッセイ・セレクションのシリーズ。 今回は、映画・芝居・テレビ・絵画・漫画・野球etc.〜生涯を通して愛し続けたものがテーマ。 洋画マイベスト10や日本映画ベスト100選出に挑戦しているのだけど、ベスト100に入れるべき映画が250本以上もあった・・・😵10本選べば11本目が、100本選べば101本目が不憫になって気が休まらない🙋・・・とは云いえて妙でありました😅 BGMは、サウンドトラックのメドレーで・・・「昼下りの情事」〜「雨に唄えば」〜「砂の器」〜「風の谷のナウシカ」🎶

  • mariko さん

    「客席のわたしたちを圧倒する」とある。日本映画、洋画、テレビ、芝居、野球の話がいっぱい。 全てに知識が豊富。 野球に興味はないが、野球そのものより、選手たちの話が興味深かった。

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人物・団体紹介

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井上ひさし

1934(昭和9)年11月16日‐2010(平成22)年4月9日、享年75。山形県出身。1972年『手鎖心中』で第67回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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