グロウブ号の冒険 附ユートピア諸島航海記

井上ひさし

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000226301
ISBN 10 : 4000226304
フォーマット
出版社
発行年月
2011年04月
日本
追加情報
:
376

内容詳細

新弟子探しの旅に出た元力士・山田山、やってきたのはカリブ海。謎の漂流船グロウブ号とお宝を巡って今、冒険が始まる…。未完の長篇小説を、その構想の基となった「ユートピア諸島航海記」とともにお届け。

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 湖球 さん

    安野光雅装丁、井上ひさし著、岩波書店刊、役者揃踏みの本に胸を躍らせ読み始める。話のスタートは東大出身の力士、山田山が親方の命を受けて弟子スカウトの旅行中に、嵐に遭遇しある孤島に投げ出される。山田山が巻き込まれたのは今はなき海賊船『グロウブ号』に纏わる宝探し。設定内容が突飛ながら奇想天外な事件とおかしな登場人物による「ズレ」が愉快でそれがまた現代社会を風刺しているのか? 未完の作品で結末は各読者に委ねられるが、海に眠る財宝を巡り一攫千金に命を賭ける男たちの戦いに心躍る海洋冒険小説です。

  • 読書国の仮住まい さん

    ボリューム 表題作と発想の元となった『ユートピア航海記』2編収録 十分一冊分の分量がありながら未完 世界観 近眼により相撲を引退した元関取が、世界に力士をスカウトするため船旅に出たところ、不思議な島に辿り着く。 そこで聞いた不思議な歌が宝探しのヒントになっている。 それを探しに行く、というところで中断。 挿絵 安野光雅、一目の価値あり 補足事項 途中行数を稼ぐ描写があるが、だったら完結させられなかったか? 個人的に一度始めた物語を完結させてこそクリエイターだという考えであるため、あまり高く評価できない。

  • たかむー さん

    未完を承知で読み始めたが、、ここで終わるか〜笑 だいぶ前に書かれたものだし、未完というより、あえてここで終わったのか?という気もする。東大出身の元力士山田山が、カリブの宝探し騒動に巻き込まれていくお話。テンポが外国文学チックで日本人が書いたんだよね!?と何度か確認してしまった。井上さんの他の作品も読んでみたい。

  • クーちゃん さん

    20年以上前に書かれた未完の小説です。当時の著者は50代ですから、今の僕と同じです。著者の人間社会(日本社会)に対する風刺が若い感性で描写されているなあと感じました。結末を読めなかったのは残念です。

  • siopop さん

    カリブの海賊に幽霊船に宝探し、楽しい内容がテンコ盛りな小説です。 唯 惜しむらくはこの小説は未完なのです、いよいよ宝の謎が解かれるか? と言う所で小説は終わってしまいます。 読み始める前は未完の小説だって面白ければ良いじゃないかって思っていたのですが、イザ読んで見たら、う〜ん これで終わってしまうのか〜 と、かなり消化不良な気分です。 この後宝探しはどう決着するのか?大体宝の実態は何なのか?とても気になります。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

井上ひさし

1934(昭和9)年11月16日‐2010(平成22)年4月9日、享年75。山形県出身。1972年『手鎖心中』で第67回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

井上ひさしに関連するトピックス

  • 二宮和也出演の映画を観る前に読みたい本 山田洋二監督の映画「母と暮せば」は、井上ひさし作の戯曲『父と暮せば』と対になる作品。娘を思い全力を尽くす父親の姿を描... HMV&BOOKS online|2015年10月10日 (土) 16:14
    二宮和也出演の映画を観る前に読みたい本

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品