親鸞 完結篇 上

五木寛之

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062910095
ISBN 10 : 4062910098
フォーマット
出版社
発行年月
2014年11月
日本
追加情報
:
331p;20

内容詳細

信心と家族愛の間でゆれ動く、親鸞の真の姿―。二十数年ぶりにもどった都では、陰謀が渦巻いていた!

【著者紹介】
五木寛之 : 1932年福岡県生まれ。戦後朝鮮半島から引き揚げる。早稲田大学文学部ロシア文学科中退。’66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、’67年『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞、’76年『青春の門』で吉川英治文学賞を受賞。’81年から龍谷大学の聴講生となり仏教史を学ぶ。代表作は『朱鷺の墓』『戒厳令の夜』『風の王国』『蓮如』『百寺巡礼』『大河の一滴』など。ニューヨークで発売された『TARIKI』は’01年度「BOOK OF THE YEAR」(スピリチュアル部門銅賞)に選ばれた。また’02年度第50回菊池寛賞、’09年NHK放送文化賞、’10年、長編小説『親鸞』で第64回毎日出版文化賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • こーた さん

    二十年ぶりに帰京した都では、陰謀渦巻き、時代の荒波にふたたび(三たび?何度目!笑)親鸞は巻き込まれ、、ない!世代交代はすすみ、子の活躍を余所に、ひとり机に向かい書きものなどして長閑に暮らす親鸞おじいちゃん。つかほとんど出てこないじゃん。気負う長男と、嫁の野心、弟子の迷い。旧友との別れ、そして再会。遠く関東ではまたしても不穏な動きが。巨大な権力闘争の裡で繰り広げられるホームドラマ。さーて、来週のサザエ、じゃなかった下巻の親鸞さまは?⇒

  • それいゆ さん

    昨年7月から完結編の新聞連載が始まったので毎朝楽しみに読み始めましたが、どうも私には毎日少しずつ読むという形が合いませんでした。連載では、勢いに乗って物語に入り込んでいくことができません。1か月くらいで挫折して、だんだんと読まなくなりました。でも単行本になると俄然読む意欲がわいてきます。どれくらい加筆修正しているのか分かりませんが、連載時よりもはるかに読みやすく面白くなっています。気のせいなんでしょうか?この上巻の中では「世に光あることを信じて念仏する。ただそれだけのこと」という言葉が心に深く残りました。

  • へロム さん

    いよいよ完結編。京都に帰還した親鸞の集大成が始まる。上巻では親鸞自身の動きは少なく、息子夫婦とのやりとりが目立つくらいであるが、周りで不穏な動きがあり、この後どのような展開になっていくのか楽しみです。さあ、最終巻に突入!「図書館本」

  • starbro さん

    五木寛之の晩年の代表作?の親鸞5巻目を読了しました。今回は史実よりも伝奇小説チックな感じで、隆慶一郎のようなノリです。最終巻でどのようにフィナーレを迎えるのか、楽しみに読み切りたいと思います。

  • Willie the Wildcat さん

    国を憂い、人を想う心が共通項。但し、国家観と愛憎が、個々の差異に繋がる。登場人物1人1人が背負う人生。人生の巡り会わせが、如何に思考・言動へ影響するか・・・。印象的なのが、親鸞と涼。静と動。共に、生かされ、生きる。弱さをさらけ出すのは、共に「疑いながらも信じる」を体現。人生の切り拓き方の相違は、単に年齢によるものではなく、背負うものの違いという印象。無論、正解・不正解正誤の問題ではない。

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人物・団体紹介

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五木寛之

1932(昭和7)年9月福岡県生まれ。幼少期を朝鮮半島で過ごし47年平壌より引き揚げ。52年早稲田大学入学。57年中退後、編集者、作詞家、ルポライター等を経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で第六回小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で第五十六回直木賞、76年『青春の門』筑豊編ほかで第十回吉川

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