真田残党奔る

五味康祐

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167335045
ISBN 10 : 4167335042
フォーマット
出版社
発行年月
1987年09月
日本
追加情報
:
556p;16X11

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読書メーターレビュー

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  • 再び読書 さん

    時代小説の村上春樹とでも言うのでしょうか?期待する伏線回収には無頓着で、土井大炊守、柳生の深慮遠望が、真田残党の幕府転覆の暗躍とセットで、進行していく。柳生ファンとしては兵庫介と宗矩との共闘が少し嬉しい。また、家康の子供(秀忠、忠輝、頼宣)、孫(家光、忠長、忠直)を含む権力闘争や、本多正純の釣天井と併せて徳川早期の不穏な裏側が面白い。猿飛佐助や、霧隠才蔵が女性だったとか、ある意味謎を作ってはほっ散らかしの傍若無人ぶりの五味氏です。しかし、剣術のシーンでは、無類の煌めきを醸し出す。謎が解けなくても楽しい。

  • mordidaman さん

    再読です。柳生武芸帳の作者得意の柳生宗矩ものです。但し、題名にもある通り、真の主人公は真田十勇士の面々。猿飛やら霧隠が活躍します。武芸帳に通じる作者ならではの語り口が魅力の作品で、一気読みとなりました。武芸帳より取っ付き易い作品ですが、あくまでも五味の作品としてはと言う事です。好きな人には至福の時間を約束してくれます。オススメです。

  • 冬至楼均 さん

    複数の陰謀が錯綜して結局何も起こらない。普通なら陰謀実際に起こった事件をオチにしてそこへ向かっていく話を書きそうなのに、逆に実際に起こった事件を単なる通過点にしてしまう。結末が見えない展開こそ伝奇小説の醍醐味ですね。

  • 辺野錠 さん

    陰謀が結構錯綜する小説。うーむ、複雑な事態になるからちょっと分かりにくかった

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人物・団体紹介

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五味康祐

1921年(大正10年)12月20日‐1980年(昭和55年)4月1日、享年58。大阪府出身。本名・五味欣一。1952年『喪神』で第28回芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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