スマイル アンド ゴー! 幻冬舎文庫

五十嵐貴久

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344428485
ISBN 10 : 434442848X
フォーマット
出版社
発行年月
2019年04月
日本
追加情報
:
330p;16

内容詳細

引きこもりの高三女子・詩織、ミュージシャンの夢破れた三十男・リュー、ヤクザまがいのおっさん・サトケン。震災の爪痕も生々しい気仙沼で、即席のアイドルグループが結成された。それぞれに喪失感を抱えながら、立ち直りたい、変わりたい、笑いたい、その思いでがむしゃらに活動する。しかし、サトケンには時間がなかった…。感涙長篇。

【著者紹介】
五十嵐貴久 : 1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業後、出版社に入社。2001年「リカ」で第二回ホラーサスペンス大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • かおる さん

    「リカ」を書いた作家さんとは思えない爽やかなお話でした。実際にありそうな話だな〜なんて思っていたらやはり実在のモデルがいたんですね。色々言う人もいるでしょうが、胸張って頑張ってほしいです。「やりたいのか、やりたくねえのか。」自分も常に自分に問いかけたいです。

  • ニカ さん

    気仙沼が舞台の、ご当地アイドルグループの物語。震災後の話しが軽いタッチで描かれているが、内容はそこそこ重い。あとがきを読んだら、実在のモデルがいるとの事。

  • Jun Sasaki さん

    この作家さん、青春路線がやっぱり楽しいわ。物語の終盤で震災になる「あまちゃん」と違い、震災の半年後から始まるアイドルプロジェクト。最初は妄想がかってたかもしれないけど、いろんな人の思いを巻き込んで、話が大きくなっていきます。ぼくって/あたしって、できるのかな。やっていいのかな。「やりたいのか?やりたくないのか?」 やってみたいけど、一歩を踏み出せないでいる人へ、背中を押してくれる一冊。実話ベースなのも驚き。

  • おれんじぺこ♪(15年生) さん

    【気仙沼ミラクルガール】の改題、だそうです。震災後の気仙沼が舞台。そこに住む女の子達がアイドルとして成長していくお話。裏表紙に『サカケンには時間がなかった…』とか書かれてる時点で終わりもなんかわかるけど、泣けた。破天荒だけど、すごい人だな、サカケンさん。

  • kk さん

    震災の記憶に苛まれ、まだ前への一歩を踏み出せずにいる主人公達が、ご当地アイドルユニットの立上げプロジェクトを進めていく中、大切なことに気づかされていく物語。ちょっと重くて、かなりベタです。が、ベタで上等。これは被災地の人達だけでなく、夢と現実の狭間で揺れる、全ての人々のための物語かもしれない。「行け行け行け!」のサトケンと「そんなこと言っても…」的なリューとの対話って、実は僕たち読者一人ひとりの心の中の2つの声なんじゃないかな。被災地の、本当の意味での復興が一日でも早からんことを、改めてお祈り致します。

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人物・団体紹介

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五十嵐貴久

1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒。2001年『リカ』で第二回ホラーサスペンス大賞を受賞してデビュー。以降、ミステリーや警察小説、青春小説、時代小説等次々と発表し好評を博する。07年『シャーロック・ホームズと賢者の石』で第三〇回日本シャーロック・ホームズ大賞を受賞。08年『相棒』で第一四回中山

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