基本情報

内容詳細
あの日、私はあと十五分も土手でぼんやりしていたら、津波に呑まれていたかもしれない。奇跡のような十五分に恵まれた自分と、そうでない人とを比べて思う―。福島県の実家で震災に遭遇した女性の実人生に基づく表題作をはじめ、ままならない人生を直視する市井の人々を描いた大人のための名品14篇。芸術選奨文部科学大臣賞受賞作。
【著者紹介】
乙川優三郎 : 1953年、東京都生まれ。千葉県立国府台高校卒業後、国内外のホテル勤務を経て96年、「藪燕」で第76回オール讀物新人賞を受賞し、デビュー。96年、「霧の橋」で第7回時代小説大賞、2001年、『五年の梅』で第14回山本周五郎賞を受賞。02年、『生きる』で第127回直木賞受賞。04年、『武家用心集』で第10回中山義秀文学賞、13年、『脊梁山脈』で第40回大佛次郎賞、16年、『太陽は気を失う』で第66回芸術選奨文部科学大臣賞、17年、『ロゴスの市』で第23回島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
乙川優三郎
1953年東京都生れ。96年『藪燕』でオール讀物新人賞を受賞。97年『霧の橋』で時代小説大賞を、2001年『五年の梅』で山本周五郎賞、02年『生きる』で直木三十五賞、04年『武家用心集』で中山義秀文学賞、13年『脊梁山脈』で大佛次郎賞、16年『太陽は気を失う』で芸術選奨文部科学大臣賞、17年『ロゴス
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