政治学 New Liberal Arts Selection

久米郁男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784641053779
ISBN 10 : 4641053774
フォーマット
出版社
発行年月
2011年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
548p 21cm(A5)

内容詳細

政治とは何か、政治学とは何か。政治を、「本人」「共通の目的」「代理人」という三つの要素に注目し、現在の日本を題材として整理・解説した教科書。主催者である国民(本人)が政府(代理人)を雇って自らの利益の実現(共通の目的)をはかるという観点に立ち、政治の課題から、政治理論、統治のしくみ、行政学・地方自治、国際政治、何がデモクラシーを支えるかまでを、体系的に解説する。政治学諸分野の知識や考え方、対象とする問題を、政治学全体の中に位置づけた。事実関係やデータなどをアップデイトし、補訂。

目次 : 「七人の侍」の政治学/ 第1部 統治の正統性―政治の課題とは何か(政策の対立軸/ 政治と経済 ほか)/ 第2部 統治の効率―代理人の設計(議会/ 執政部 ほか)/ 第3部 統治のプロセス―代理人の活動(政策過程/ 対外政策の形成 ほか)/ 第4部 統治のモニタリング―何がデモクラシーを支えるか(デモクラシー/ 投票行動 ほか)

【著者紹介】
久米郁男 : 大津市に生まれる。1981年、京都大学法学部卒業。1994年、コーネル大学大学院博士課程修了。神戸大学大学院法学研究科教授を経て、早稲田大学政治経済学術院教授(政治学)。Ph.D.(政治学)

川出良枝 : 東京都に生まれる。1986年、早稲田大学政治経済学部卒業。1994年、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。放送大学助教授、東京都立大学法学部教授を経て、東京大学大学院法学政治学研究科教授(政治思想)。博士(法学)

古城佳子 : 神戸市に生まれる。1980年、東京大学教養学部教養学科卒業。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了、プリンストン大学政治学部大学院博士課程修了。国学院大学法学部助教授、東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻助教授などを経て、東京大学大学院総合文化研究科教授(国際関係論)、Ph.D.(政治学)

田中愛治 : 東京都に生まれる。1975年、早稲田大学政治経済学部卒業。1985年、オハイオ州立大学大学院政治学研究科博士課程修了。東洋英和女学院大学助教授、青山学院大学法学部助教授、同教授などを経て、早稲田大学政治経済学術院教授(現代政治分析)。Ph.D.(政治学)

真渕勝 : 神戸市に生まれる。1980年、京都大学法学部卒業。1982年、京都大学大学院法学研究科修士課程修了。大阪大学法学部助手、同助教授、大阪市立大学法学部助教授、同教授を経て、京都大学大学院法学研究科教授(行政学、公共政策)。博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Haruka Fukuhara さん

    やっぱり読みやすくていい本。

  • あんころもち さん

    身近な政治から政治学の各分野へアクセスできるように導入が平易であり、また随所に基本的な文献が散りばめられた、まさに最初の一冊。便利。

  • ツナ さん

    政治学を学ぶ。それは有権者として冷静に情勢を見れるということに繋がっていくのだと私は思う。深く学ぼうとすると、大抵広く学ばなければいけなくなる。本書はその点において広く要点を押さえられる。また、政治学を学ぶにあたり辞典的な役割も果たしてくれるのではないかと思う。それぞれの章の最後にはポイントとなる部分を何点か挙げ、復習を効果的に行えるように配慮されている。分厚い書籍なのでたじろいでしまうが、そんなに難しい単語は使われていないので読みやすい。読みやすい上に説明もわかりやすく丁寧であるという印象を受けました。

  • 鍵窪錠太郎 さん

    公務員試験対策のために1カ月ほどで読了。全体の頁数自体は564頁と尻込みする量だけれど、内容は500頁程度で、しかも1テーマにつき20頁程度なので思ったよりはずっとサクサクと読めた。が、すぐに公務員試験に対応出来る程に内容が充実しているとは思ってはいないし、内容はアメリカ的な政治学に寄っている(らしい)ので今後過去問を通じて補っていつつ、適宜テキストの再確認を通じて定着を図っていきたい。個人的には投票関係、国家観関係、NGOや利益団体の辺りの知識が怪しいのでこの辺は要復習かな?

  • かつーん さん

    政治学の幅広い範囲を網羅した概説書。 映画『七人の侍』を「本人−代理人関係」で捉える序章から始まり、一貫して「本人−代理人関係」を軸に記述されている。全体的に統一された内容で、文章も平易で政治学入門者でも読みやすい。 また国家公務員1種と2種の「政治学」の出題のタネ本になっているので、受験者は必読。本書以外ではあまり紹介されない学者がばんばん出題されている。試験科目で言う「政治学」だけでなく、「行政学」や「国際関係」の範囲もカバーされている。オススメ。

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