燃える頬

久世光彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163194103
ISBN 10 : 416319410X
フォーマット
出版社
発行年月
2000年07月
日本
追加情報
:
212p;22

内容詳細

15歳だったあの日、森の中で父さんと暮らすぼくは、あの人と出★って性の扉を……。香り高い文体で描く少年のヰタ・セクスアリス。

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 林 一歩 さん

    一昔前のイタリアの映画のような感触。歳上の女性に憧れを抱く年齢でも無くなったし、そんな頃の想いすら思い出せないのでいやはやなんとも。ただ、エロスは嗅覚だなと妙に納得。

  • やまちゃん さん

    短く、駆け足で過ぎたけれど、濃密な時間を過ごした2人に、このラストはあっけない気がしたんですがやはり、こうなるしかないかも…と納得しました。森の中のキラキラした、幻想的で眩い描写に溜め息ばかりついていました(^^)日本語って、本当に美しいな!!って思います。こんな自在に多彩に、自然も、生々しい心の動きも表現してしまうなんて、久世さんのこういうところが大好きで、たくさん読んできました。作風自体が大好きなので、連続して読んでも飽きることがありません(笑) 少年と父親、謎の美女というテーマも良かったです。

  • ジョバンニ さん

    セックス狂いの女性とそれに翻弄されている、もしくは図らずも翻弄している男達の話。と聞くとゲンナリですが、魔術的な文章で美しく怪しく儚い、まさに耽美な世界を構築している。水や濡れた草木の香りが、本の中から匂い立つかのようでした。それにしても、葉子があまりにも淫奔で嫌悪感を抱いてしまった。

  • michio-atsuko さん

    なんて綺麗な物語。戦争の匂い、木々の匂い、翻るスカートから香る女の匂い、焼け焦げた匂い。古い外国映画のような、美しい世界。久世さんの言葉は本当に素晴らしい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

久世光彦

1935(昭和10)年、東京生まれ。東京大学文学部美術史学科卒。TBSを経て、テレビ番組制作会社を設立、ドラマの演出を手がける。93年『蝶とヒットラー』でドゥマゴ文学賞、94年『一九三四年冬―乱歩』で山本周五郎賞、97年『聖なる春』で芸術選奨文部大臣賞、2000年『蕭々館日録』で泉鏡花賞を受賞。19

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品