「女」のはなし

久世光彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309029511
ISBN 10 : 4309029515
フォーマット
出版社
発行年月
2021年03月
日本
追加情報
:
240p;20

内容詳細

久世光彦に関わった「女」たちを想うエッセイ24篇。常に女に翻弄されながらも女を求め続けた久世による純粋無垢な女性賛歌。

【著者紹介】
久世光彦 : 1935年、東京生まれ。演出家、テレビプロデューサー、小説家、作詞家。「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」「ムー」など伝説的なテレビドラマを手掛ける。『蝶とヒットラー』でBunkamuraドゥマゴ文学賞、『聖なる春』で芸術選奨文部大臣賞、『蕭々館日録』で泉鏡花文学賞受賞。2006年、虚血性心不全のため死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しゃが さん

    好みだった。短篇を読んでいるような感覚になった。演出家、小説家であったあの久世光彦さんが幼い頃から壮年の時代に関わった「女」たちの記憶をたどるエッセイ集。場所や環境、そして何より性別は異なるが、同時代を生きた感があった。まさに昭和という時代の緩くもあり、刹那さがあり、自堕落な物語があった。向田さんは家族に、久世さんは男女への眼差しに同じ匂いを感じる。凛として繊細でありながら、内なる思いには人の複雑さを合い持っていた。印象に残ったのは「露地の女。」「煮凝」「病気の時間」。久世さんの文学などへの博識も愉し。

  • Toshiyuki Marumo さん

    先日、本屋でこちらをじっと見つめる女と眼があった。 久世光彦のエッセイ集『「女」のはなし』の帯の上村一夫の装画だった。 よく見るとどこか虚ろな表情の女の右目からは血の涙が流れその瞳は赤い薔薇になっている。 この少し怖くて美しい装画は久世光彦の描く世界そのもののようだと私は思った。

  • エリザベス さん

    今まで自分かかかわった女の自慢話、にならないところが久世さんの久世さんたるところ。「女の死体」は、そういうことがあの頃にはたくさんあっただろうと思う。さして想像力を持たない私だけれど、久世さんの文章を読むと、一つ一つの情景が目に浮かぶ。

  • 海戸 波斗 さん

    さすが、希代のテレビマン。読ませるわ。樹木希林との確執、不倫してた人の印象だけど…かんけーねーってやつね。これを、娯楽というんだな。ありがとう小説読めちゃった。

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人物・団体紹介

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久世光彦

1935(昭和10)年、東京生まれ。東京大学文学部美術史学科卒。TBSを経て、テレビ番組制作会社を設立、ドラマの演出を手がける。93年『蝶とヒットラー』でドゥマゴ文学賞、94年『一九三四年冬―乱歩』で山本周五郎賞、97年『聖なる春』で芸術選奨文部大臣賞、2000年『蕭々館日録』で泉鏡花賞を受賞。19

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