乃南アサ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062084383
ISBN 10 : 4062084384
フォーマット
出版社
発行年月
1996年12月
日本
追加情報
:
270p;20

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読書メーターレビュー

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  • Yuna Ioki☆ さん

    554-165-21 前作の「鍵」の方が面白かったな。しかし、犯人の動機は普通の人の感覚で考えると殺人など思いつかないレベル。。。犯人のような考え方をする人に恨まれるようなことがないことを祈る(@_@;)

  • ぶんこ さん

    聴覚障害の真理子さんと兄俊太郎さん、兄の友人の有作さん。 障害を持って僻みっぽくなっている真理子さんが、切なさの意味を実感するあたりから、強くなっていったように思います。 手話を習っていた時、ゆっくり話されるより、普通に話される方が分かり易いとお聞きしました。 真理子さんは手話を習っていないから、ゆっくり話された方が分かり易いのでしょうか。 直久君の辛さもヒシヒシと感じ、そして真理子さんの周囲の人々の辛さも感じました。 すべてを人のせいにする犯人のような人が増えていて、怖さを実感するのが、また怖い。

  • そのぼん さん

    不思議な感じの表紙ですね。 やはり、今も障害のある方への配慮のなさみたいなのがあるのが作品の中から伝わってきて、悲しかったです。と同時に自分も無神経なことはしないように心がけなければ…て感じました。 犯人の卑屈な感じには終始イライラさせられました。

  • 野比玉子   さん

    聴覚障害があっても前向きの麻里子と健常者は嫌いという同じ障害のある直久。そして犯罪に走ってしまう健常者の恩は健常者でありながらも屈折した日々を送る。皆、抱えている悩みはそれぞれで窓から見える景色も違う。ほんの少し光が差し込めば違ってくるはずなのに。

  • ドシル さん

    聴覚障害がある麻里子を主人公にしたミステリー小説の第二段。 今回は高3となり進路に悩む麻里子が、ある事件の容疑者になった、ろう学校に通う同い年の男の子との関わりから、障害認識や自己肯定感など複雑な思いと人間関係の切なさをないまぜにしつつ、殺人事件が絡まるような内容になっている。 インテグレーションの麻里子とろう学校の生徒。聞こえる人への気持ちや聞こえないもの同士の親近感。 手話についてなどなどうまく描かれている。古い作品なのにあまり古さを感じない。携帯が登場しないのが古さの象徴だろうか。

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人物・団体紹介

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乃南アサ

1960年東京生まれ。早稲田大学社会科学部中退後、広告代理店勤務を経て、88年「幸福な朝食」が第一回日本推理サスペンス大賞で優秀作に選ばれデビュー。96年『凍える牙』で第百十五回直木賞受賞。2011年『地のはてから』で第六回中央公論文芸賞、16年『水曜日の凱歌』で第六十六回芸術選奨文部科学大臣賞を受

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