認知症の私から見える社会 講談社プラスアルファ新書

丹野智文

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065250426
ISBN 10 : 4065250420
フォーマット
出版社
発行年月
2021年09月
日本
追加情報
:
168p;18

内容詳細

認知症と診断されて8年、全国の仲間の話を聞いて書いた、認知症当事者のリアルな声。

目次 : 第1章 認知症の人たちの言葉から/ 第2章 認知症の人の目の前にある「現実」/ 第3章 「やさしさ」という勘違い/ 第4章 「あきらめ」という問題/ 第5章 工夫することは生きること/ 第6章 認知症と共に生きる

【著者紹介】
丹野智文 : 1974年宮城県生まれ。東北学院大学卒業後、ネッツトヨタ仙台入社。トップセールスマンとして活躍中の2013年、若年性アルツハイマー型認知症と診断される。診断後は営業職から事務職に異動し勤務を続け、現在は認知症への社会的理解を広める活動が仕事になっている。’15年より、認知症当事者のためのもの忘れ総合相談窓口「おれんじドア」を開設、実行委員会代表。精力的に自らの経験を語る活動に力を入れている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • aloha0307 さん

    40歳で若年性認知症と診断された著者:丹野さん 認知症の方を患者と決して呼ばず、当事者 とするところに気概と優しさを感じます🌸"当事者"の想いや考えを否定するのではなく、認知症になっても笑って過ごせる社会を目指したいですね🌸 ただ、わが父のようにかなり進行した場合は、自発行動がほぼないので"介入"せざるを得ないのですよ…接するときは笑顔😃を心がけてます(難しいけど…)

  • ユウキ さん

    この本は認知症と無縁な人にこそ読んでほしい。最初の数ページで肝心な事が書いてあります。誰もが認知症になるかもしれません。初めは軽度です。でもその症状進めるのは本人でなく回りかもしれません。「認知症と診断名がついたら変わること」 これはもうSFです。でも現実に社会が強いている事だったりします。 本人は診断名が付いていない昨日、診断名が付いた今日、そこで何も変わっていません。それはそうです。変わってしまうのは周り。つまり僕。もしかしたらあなた。

  • まつけん さん

    39歳で若年性アルツハイマー型認知症と診断された丹野智文氏が著した“認知症当事者からの大切な言葉”。是非多くの方、特に介護に関わる人に手にとってほしい一冊。文中より「認知症の当事者は診断による絶望と症状による絶望を感じ、診断直後から心配や優しさから自由な行動を奪われます…社会は「認知症にならないこと」に対し希望を持っているように感じていますが、本当なら「認知症になっても安心して暮らしていけること」が社会にとっての希望でなくてはならないと思います」当事者がイライラしている理由等の解説に得心しました。

  • hana@笑顔満開のわくわく探索人 さん

    当事者の方のお話はとても参考になる。障害のある方との関わり方にも参考になるなぁ、と思った。当事者抜きで決めたり、家族の思いを重視しすぎたりしないように気をつけなければ。

  • 千草 さん

    著者は若くしてアルツハイマー病を発症。当事者の意見を尊重して欲しい、アルツハイマーと診断されたからと言っても、すぐに介護が必要になる訳ではないという。無知から来る無理解には、心せねばならない。最後まで、人間としての尊厳を持てるよう関わろうと思った。

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丹野智文

1974年宮城県生まれ。東北学院大学卒業後、ネッツトヨタ仙台入社。トップセールスマンとして活躍中の2013年、若年性アルツハイマー型認知症と診断される。診断後は営業職から事務職に異動し勤務を続け、現在は認知症への社会的理解を広める活動が仕事になっている。’15年より、認知症当事者のためのもの忘れ総合

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