中国の大問題 PHP新書

丹羽宇一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569819266
ISBN 10 : 4569819265
フォーマット
出版社
発行年月
2014年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
254p;18

内容詳細

中国の弱みに石を打て。彼らに資することはやめ、彼らを利する戦略をもて。商社マンとして30年、大使として2年半。政財界トップの性質や思惑、はては国境近くの庶民や少数民族の生活実態まで、「病める中国」の姿をつぶさに見つめた迫真のレポート。

目次 : 第1章 14億人という大問題/ 第2章 経済という大問題/ 第3章 地方という大問題/ 第4章 少数民族という大問題/ 第5章 日中関係という大問題/ 第6章 安全保障という大問題/ 終章 日本という大問題

【著者紹介】
丹羽宇一郎 : 1939年愛知県生まれ。前中華人民共和国駐箚特命全権大使。名古屋大学法学部を卒業後、伊藤忠商事に入社。98年に社長に就任すると、99年には約4,000億円の不良資産を一括処理しながら翌年度の決算で同社史上最高益(当時)を計上し、世間を瞠目させた。2004年に会長就任。内閣府経済財政諮問会議議員、日本郵政取締役、国際連合世界食糧計画(WFP)協会会長などを歴任ののち、10年6月に民間出身では初の中国大使に就任。12年12月の退官後も、その歯に衣着せぬ発言は賛否両論を巻き起こす。現在、早稲田大学特命教授、伊東忠商事名誉理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mitei さん

    伊藤忠、中国大使を経験された著者ならではの一冊。数字を読み取って中国の現状を分析したり、中国の今のトップも実は日本と交流が深いとか一見知らないところまで説明されていて良かった。

  • kawa さん

    伊藤忠のトップから民主党政権下、初の民間出身の中国大使に就任した著者による中国論。今から6年前の発刊ながら未だ賞味期限ありの内容。一部には「親中派」と非難される著者だが、一読して感ずるところは、尖閣問題についての見識に見られるように極めて良識的な議論を展開しているように感ずる。政官含めて氏を活かしきれなかったということなのだろうが、一方で良識だけでは政治や外交は回らないのだろうことも容易に推測できる。(コメントへ)

  • Rubik's さん

    ★★★☆☆

  • 犬こ さん

    中国の経済成長は早く、世界の工場から、今や世界の市場へとアメリカ同等の世界経済の影響力を持ち始める一方、13億の国民統制、日本を含む国境周りの国々の諸問題。これら経済、政治、国際関係、民族、教育の問題点を日本と絡めながら意見していたのが為になった。タイトルは中国の大問題だけど、日本の大問題でもあるなと感じました。

  • エリナ松岡 さん

    読まずに置きっぱなしにしてまして、丹羽さんの他の本読んだ時にふと思い出しました。当時、この本に書かれているような日中間の緊張状態が確かにありましたね。新聞やテレビとは違った角度から公平と思えるスタンスで中国について色々書かれています。僕にとって一番面白かったのは少数民族の章でした。ウイグル、チベット、内モンゴルの各自治区を視察して来たのもすごいもんですが、特定の個人を批判するは避けているものの結構ズバリと問題を指摘してます。

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