日本の町

丸谷才一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167138110
ISBN 10 : 4167138115
フォーマット
出版社
発行年月
1994年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
283p;16

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • KAZOO さん

    これも丸谷さんと山崎さんとの対談集の中の町に関するものだけを集めたものです。8つの都市を取り上げてその歴史的な観点からの二人の碩学の感想をうまく引き出しているように思われます。解説で川本三郎さんも書かれていますが、読んでいるとその町にいきたくなってしまいます。とくに宇和島や松江が個人的には気に入りました。

  • さっと さん

    対談本と言えばまずこのコンビ。金沢、小樽、宇和島、長崎、西宮・芦屋、弘前、松江、東京について。ネットで見つけた山崎氏のエッセイによると、仕掛け人は当時編集者だった半藤一利氏だそうだ。贅沢。初出は半世紀近く前のもので当時の小樽市政はいろいろ批判されているが、小樽運河も残って、ニトリが芸術村をつくって、すっかり観光都市に一本化された感がある。解説の方も書かれているが、教養や知識というものは本来こういうふうに披露されるべきなのだろう。それにしても宇和島は褒められすぎでは。ぜひ一度は行ってみたいもの。

  • 悠々人 さん

    金沢を含む8都市を通じての日本文化論です。かなり、知的刺激がありました。

  • みつ さん

    取り上げられるのは、金沢、小樽、宇和島、長崎、阪神間、弘前、松江、東京の7都市1地域。各地でもてなしを受けた後の対談だが、どの町も気持ちがいいという感想はそのためではなかろう。都市の清濁合わせのむ猥雑さよりは小綺麗さに惹かれる二人の視点は、東京についても変わらない。純粋に江戸の町としての金沢、港町小樽が衰退した理由、北陸の端としての京都、東北の端としての東京、山・海・坂が都市にもたらす効果など興味深い。1980年代、バブル経済が日本を覆い尽くす前の対談。各都市はその後大きく変貌する。約30年ぶりの再読。

  • 地を這う円盤 さん

    幾度となく再読している。ここにピックアップされている都市が一捻りある都市ばかりで良い。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

丸谷才一

1925(大正14)年8月27日‐2012(平成24)年10月13日、享年87。山形県出身。東京大学文学部英文科卒業、同大学院人文科学研究科修士課程修了。小説家、文芸評論家、翻訳家、随筆家。1968年『年の残り』で第59回芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品