わたしの唐詩選 文春文庫

中野孝次

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167523114
ISBN 10 : 4167523116
フォーマット
出版社
発行年月
2003年07月
日本
追加情報
:
16cm,247p

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読書メーターレビュー

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  • HIRO1970 さん

    ⭐️⭐️⭐️弘前出張中に読みました。メンターなんて言葉がありますが、書籍の上ではありますが、中野さんの本はいつも私に新しい眼を開かせてくれているような気がします。当時75歳であり最晩年の作品の一つだと思いますが、基本的な東アジアの常識に対する理解力の違いに愕然とする思いが何度もありました。現代中国語の理解力だけでは伺いしれない風雪に耐えたものだけが持つ人類の叡智のようなものを解釈付きでご教授頂いたのは得難い経験でした。まだまだ中野さんの作品は追いかけねばなりませんがこの先も出会う作品が楽しみです。

  • 金吾 さん

    ○唐詩に関して造詣の深い著書の解説は情景が浮かび、背景を想像できるものであり面白かったです。特に絶賛している李白に関しては私も大好きですので、読みながら少し興奮しました。

  • よし さん

    久しぶりに「唐詩選」に触れられた。有名な詩、以前書き留めておいた詩、暗唱できる詩、そして新たにいい詩と出会えた。ノートにそんな詩を書いていった。また河岸で、声に出して吟詠したくなった。。「又得たり 浮生半日の閑」「ー片の冰心 玉壺(ぎょくこ)に在り」    

  • Mimi Ichinohe さん

    適当にページをめくって、目についた詩を鑑賞できる。短詩のみをとっているので、読みやすい。もちろん、どの詩も素晴らしい。著者は、王孟韋柳(王維・孟浩然・韋應物・柳宗元)が好ましく思うと前書きに書いていて、自然と心をリンクさせて作られている詩が多い。「蝸牛角上何事をか争う」(白楽天)一生なんてかたつむりの角の上の出来事。「桃紅復含宿雨 柳緑更帯春烟」(王維)美しい。紅の二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨の降る。を、思い出す。

  • 内藤銀ねず さん

    漢詩を読むとはどういうことか。学校の授業でも、仕事でもなく、趣味として(あるいは娯楽として)漢詩を愉しむ。 解釈つきの漢詩作品集は他にもたくさんあるけど、自分の人生に関わってきた漢詩について書くという試みは、とても日本人向けだと思う。

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人物・団体紹介

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中野孝次

1925(大正14)年千葉県生まれ。小説家。東京大学文学部独文科卒業。國學院大學教授をへて作家活動に入る。92年に『清貧の思想』を刊行し、ベストセラーとなる。主な著書に『ブリューゲルへの旅』(日本エッセイスト・クラブ賞)、『麦熟るる日に』(平林たい子文学賞)、『ハラスのいた日々』(新田次郎文学賞)、

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