目からウロコが落ちる奇跡の経済教室 基礎知識編

中野剛志

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784584138953
ISBN 10 : 4584138958
フォーマット
出版社
発行年月
2019年04月
日本
追加情報
:
332p;19

内容詳細

平成の過ちを繰り返さないために!知っていますか?税金のこと、お金のこと。経済常識が180度変わる衝撃!

目次 : 第1部 経済の基礎知識をマスターしよう(日本経済が成長しなくなった単純な理由/ デフレの中心で、インフレ対策を叫ぶ/ 経済政策をビジネス・センスで語るな/ 仮想通貨とは、何なのか/ お金について正しく理解する/ 金融と財政をめぐる勘違い/ 税金は、何のためにある?/ 日本の財政委破綻シナリオ/ 日本の財政再建シナリオ)/ 第2部 経済学者たちはなぜ間違うのか?(オオカミ少年を自称する経済学者/ 自分の理論を自分で否定した経済学者/ 変節を繰り返す経済学者/ 間違いを直せない経済学者/ よく分からない理由で、消費増税を叫ぶ経済学者/ 主流派経済学は、宗教である)

【著者紹介】
中野剛志 : 1971年、神奈川県生まれ。評論家。元京都大学大学院工学研究科准教授。専門は政治思想。96年、東京大学教養学部(国際関係論)卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。2000年よりエディンバラ大学大学院に留学し、政治思想を専攻。01年に同大学院にて優等修士号、05年に博士号を取得。論文“Theorising Economic Nationalism”(Nations and Nationalism)でNations and Nationalism Prizeを受賞。主な著書に『日本思想史新論』(ちくま新書、山本七平賞奨励賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 徒花 さん

    まあまあ。経済論者が「なぜ日本は不況なのか」「どうすれば日本は不況から脱することができるのか」の持論を展開した一冊。結論を端的に述べると、財政赤字を恐れずに政府が公共事業などを通じてバンバン借金して社会需要をつくり出すことが必要だということ。ブームになっていたMMTの解説本でもあり、そもそもの税金の役割とか、格差がなぜ悪いのかというところにも触れられているけど、とにかくほかの経済学者とかの批判的な部分が多く、読んでいてあまりいい気持ちにはならないのが気になるところ。

  • アベシ さん

    なんと言えばいいのでしょう?この信用貨幣論ってやつ。別に経済界にお世話になっている訳ではないのに、なんとなくこんなんでいいの?という気持ちが頭の隅にある。貨幣が負債からスタートするというひどく単純なことが”目からウロコ”なのだろうけど、えっ!それが答え…。でも、とってもおもしろく、まっしぐらにエンドまで一気に。そうかまだまだデフレ脱却するのに財政赤字がたりないのかと納得していました。そうするとアベノミクスはやっぱり第三の矢が問題だったんだ。もっともっと政府支出を増やしていいんだ。やるべきことは余りに多い。

  • ひこうき雲 さん

    日本はなぜ間違ったのか─デフレとはまさに合成の誤謬の典型。個々の合理的な行動の積み重ねが全体として好ましくない結果をもたらしている。ここまで言うなら財務省や日銀、経済学者達と一度論戦して下さい。 一つだけあれっと思ったこと(P161)。「2017年の法人企業統計によると、企業の内部留保(現金)は200兆以上と過去最高を記録しました」これはミスリードを招く。内部留保=現金ではない。内部留保は会社の資産どのように調達したかを示すもの。資産は現金なのか不動産なのか株なのかわからない。

  • 酔いどれスナフキン™ さん

    現代の経済について、平易な言葉で解説されている。なぜ日本経済が成長しないのか、貨幣とはなにか等について、実例や経済学者等の発言を挙げながら説明されているので、具体的であり、事実を捉える助けとなる。日本で20年以上もデフレーションが続いているのは、日本の労働者の努力が足りないからではなく、明らかに日本政府の経済政策が間違っているとわかる。具体的な対策等については、続編となる「戦略編」で書かれているようなので、引き続きそちらも読みたい。

  • 速読おやじ さん

    主流派経済学を徹底批判。デフレ対策のところは、確かにどれだけ黒田バズーガ砲を放っても全く目標インフレ率に達しないところを見ると、財政支出拡大、減税、保護貿易、規制強化など大きな政府を目指さないといかんのではないかと思う。じゃあ財政健全化はどうなるんだという疑問に対しては、自国通貨で国債を発行している限り、破綻はあり得ないという現代貨幣理論=MMT理論を持ち出してくる。とはいえ、ハイパーインフレを肯定しているわけではなく、そうなるリスクは限りなくゼロだと主張するのだ。余りにも分かりやす過ぎて、気持ち悪い(笑

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中野剛志

評論家。1971年、神奈川県生まれ。元・京都大学大学院工学研究科准教授。専門は政治経済思想。1996年、東京大学教養学部(国際関係論)卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。2000年よりエディンバラ大学大学院に留学し、政治思想を専攻。2001年に同大学院より優等修士号、2005年に博士号を取得

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