ART GALLERY テーマで見る世界の名画 5 ヌード かぐわしき夢

中野京子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784081570751
ISBN 10 : 4081570752
フォーマット
出版社
発行年月
2018年01月
日本
追加情報
:
100p;31X31

内容詳細

『ART GALLERY テーマで見る世界の名画 (全10巻)』
名画を「テーマ別」に、観て、読む、まったく新しい美術全集誕生!

『ヌード かぐわしき夢』
人体の理想の美や躍動感、また悲劇性の象徴として追求されてきた裸体像。女性のみならず、男性ヌードの名作の数々も収載する。

<目次>
第1 章 美の追求
第2 章 主張するヌード
第3 章 肉体のドラマ

責任編集/ 中野京子(ドイツ文学者 / 美術評論家)
エッセイ/ 平野啓一郎(作家)「肉体と油彩」
ある視点/ 横尾忠則(美術家)「絵画の肉体性の発見」

『ART GALLERY』 監修者
青柳正規(前文化庁長官、東京大学名誉教授)
木島俊介(ポーラ美術館館長/ Bunkamura ザ・ミュージアム プロデューサー)
中野京子(ドイツ文学者/ 美術評論家)

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読書メーターレビュー

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  • Nat さん

    何の気なしに図書館でリクエストしてみたら、その大きさにびっくり。でも、絵が大きくて見やすかった。中野京子さんの解説も良かった。マッサイスのユディトは、なんとも艶かしい。ベラスケスの『キリストの磔刑』は静謐。ジェローム の『ピュグマリオンとガラテイア』は、部分解説が詳しくてわかりやすかった。クラーナハのヴィーナスはやはり怪しい妖艶さがある。デューラーのイケメンな自画像はよく見るが、ヌードの自画像は初めて見たので、びっくり!

  • スリカータ さん

    解説を読みながらじっくり鑑賞した。大型本なので迫力があり、印刷も美しい。中野京子さんの解説は、やはり面白い。簡潔でありながら、バックヤードや鑑賞の要点が記されている。定価は5千円。自分では買えないので、図書館に感謝している。非常に見応えがあった。

  • Masa さん

    「三美神」ラファエル、小さなサイズにこうずがピッタリ。 「キリストの磔刑」「アダムの創造」これもヌード。プーシェ・ゴヤはエロティック。ベックリーン、シュトゥック、ホドラー、ベーコンは恐怖しかない。

  • 読書家さん#EEl7H5 さん

    みっちりと詰まった筋肉に魅了され、丸い曲線を帯びた胸や尻に欲情し、死人を彩る青白さや土気色に萎える。

  • k さん

    ヌードというテーマで選んでよいのか悩むけど、ベラスケスのキリストが美しかった。セガンティーニの堕胎を絵画化したという寒々しい絵も衝撃的。完璧なプロポーションのガラテイアにも、弛んだ身体に深い表情のバテシバにも目を奪われる。平野さんのエッセイの前口上の「一種の綱渡り」というのが、ヌードを語るってそうよねと面白かった。

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人物・団体紹介

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中野京子

北海道生まれ。作家、ドイツ文学者。西洋の歴史や芸術に関する広範な知識をもとに、絵画エッセイや歴史解説書を多数発表。新聞や雑誌に連載を持つほか、テレビの美術番組に出演するなど幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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