愛と裏切りの作曲家たち 光文社知恵の森文庫

中野京子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334786694
ISBN 10 : 4334786693
フォーマット
出版社
発行年月
2015年03月
日本
追加情報
:
237p;16

内容詳細

名作の誕生する過程には作品に負けないほど劇的な事件がかくされている。スキャンダラスと言っていいほどのそれらの出来事は、別の見方をすれば作曲家本人のがむしゃらな闘争ともいえる。「カルメン」「フィガロの結婚」「蝶々夫人」ほか知っておきたい名作オペラのあらすじと、その作曲家たちの壮絶な生涯を、同時に読める一冊!待望の文庫化。

目次 : ビゼー 「世にも恐ろしい災い」「カルメン」/ ヴェーバー すべては愛のために「魔弾の射手」/ ベッリーニ 嫉妬が産んだ名作「ノルマ」/ ヴァーグナー 過剰な執着心―「さまよえるオランダ人」/ ロッシーニ 美食と神経過敏―「セビーリャの理髪師」/ モーツァルト 神童の傲慢―「フィガロの結婚」/ ヴェルディ 「道を踏み外した女」「椿姫」/ プッチーニ オペラ以上の悲劇「蝶々夫人」〔ほか〕

【著者紹介】
中野京子 : 北海道生まれ。作家・ドイツ文学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 坂城 弥生 さん

    オペラに興味を持つきっかけの一冊。

  • 青蓮 さん

    名作の誕生する過程には作品に負けないほど劇的な事件がかくされている。 「カルメン」「フィガロの結婚」「蝶々夫人」は知ってるが、知らないオペラの話しもあった。当時の作曲家はオペラの曲を作れないといけない状態だったとは知らなかった。一曲のオペラが出来上がるまでの作曲家の生い立ちや背景の話しなので、オペラ知らなくても教科書に載ってない世界史や裏話がお好きな方にも向いてるかも。オペラ好きな方は尚更楽しめる一冊。うーん、オペラ益々観たくなる‼

  • aisu さん

    8人の作曲家達の生涯を代表作のオペラとともに紹介。「見てきたんかい」と突っ込み入れたくなるような生き生きした表現に、文字も大きめでさくさく読めました。一人に一冊書いて欲しいぐらいです。

  • cithara さん

    中野さんの紹介する作曲家たちの運命は劇的かつ悲惨すぎて現実とは思えないが(脚色も多分に入っていると思うけど)、ついつい先を読まずにはいられなかった。リヒャルト・ヴァ―グナーも興味深い作曲家の一人。重厚な音楽をつくる質実剛健な人というイメージがあったけれど、本書で描かれる彼はちょっとアブない人だった。花形女優ミンナを執拗に求めるヴァーグナーの姿は鬼気迫るものがある。今だったら警察案件になるのだろうか? モーツァルトは現在ではファンの多い作曲家であるが、容貌は良いとはいえず、態度も傲慢であったという。驚き。

  • めえめえ さん

    オペラ作曲家たちの私生活と名曲誕生秘話。私はオペラは序曲くらいしか聴きませんが、裏話を読むと興味が出てきた曲もありました。その中でも家族を大事にしたヴェーバーとヴェルディがいいですね。文庫本の字体が大きく読みやすかったです。

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人物・団体紹介

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中野京子

北海道生まれ。作家、ドイツ文学者。西洋の歴史や芸術に関する広範な知識をもとに、絵画エッセイや歴史解説書を多数発表。新聞や雑誌に連載を持つほか、テレビの美術番組に出演するなど幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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