育てにくい子は、挑発して伸ばす

中邑賢龍

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163907017
ISBN 10 : 4163907017
フォーマット
出版社
発行年月
2017年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p;19

内容詳細

友達が少ない、言うこと聞かない、こだわりが強すぎる―そんな子どもこそ、将来有望!?東大異才発掘プロジェクトの教育メソッド。

目次 : 第1章 親も子も楽になるために、今すぐできること(困った行動の背景を想像してみる/ あいまいさをなくせば、子どもに伝わる/ 親が見ている世界と、子どもに見えている世界 ほか)/ 第2章 身近なテクノロジーで解決できること(裸知能と矯正知能、どちらがフェアか/ 「読める」を「分かる」に変えるために/ 壮大な作り話を展開する子どもの才能と困難 ほか)/ 第3章 道を拓く大人に育てるために(難関大学合格という、もっとも簡単な選択肢/ 英語が得意な凡人は、天才数学少年よりも賢い?/ お菓子の袋も開けられないで、国際社会で活躍できるわけがない ほか)

【著者紹介】
中邑賢龍 : 1956年、山口県生まれ。東京大学先端科学技術研究センター人間支援工学分野教授。異才発掘プロジェクトROCKETなどICTを活用した社会問題解決型実践研究を推進(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • カエデ さん

    再読したい。図書館本。読みきれなかった。

  • luckyair さん

    タイトルと異なり、実際は挑発して伸びる子だけではないというのは筆者は分かっている。実際に子どもたちと接しているからこそ真実を語っている部分は多く、本当の学び考える上で参考になる。その通り!→「効率化が追求される社会になればなるほど、教育は自由度を失っていく。一人一人の個性に合わせて柔軟に対応するのではなく、決められたカリキュラムや手順に沿ってしか、教師は行動できない。同じことができない一部の子ども達を徹底的に追い詰める、今の社会の在り様が正しいとは、私には到底、思えないのです。」★★★★

  • ryohjin さん

    著者は東大の異才発掘プロジェクトROCKETのディレクターです。『個性ゆたかな彼らが潰されずにその能力を伸ばしていくのを支える場』としてスタートした取り組みには、多くのことが共感できました。人の能力を限定された軸からだけでなく多用な面からとらえていくことの大切さを感じました。

  • オレンジ さん

    失敗は成功のもとだとか、意見をはっきり言う人になれとか、理想的なことはよく耳にするけど、学校って現実をまざまざと見せられる場所だ。何かの代表になるのは何でもこなせる良い子だから、失敗もしない。先生の意に沿わない意見を言えば注意を受ける。この本の著者は画期的な教育をされている。出てくる子どもたちも教室に必ずいる変わった子だ。いじめで不登校になったり、引きこもりになったりするのはもったいない。違った視点を持っているからこそできることがある。このような活動が広まればいいが、それに携わる大人の質は問われると思う。

  • Humbaba さん

    子どもは多様なのだから、一つの評価軸だけで評価を下すのは正しくない。無味乾燥な知識は吸収できなかったとしても、それを学ぶことでどう活用できるかがわかれば勉強をする気持ちになれる。ドロップアウトしてしまった子どもたちにこそ、そのような個別のケアが必要になる。

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