いま本当の危機が始まった 文春文庫

中西輝政

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167681012
ISBN 10 : 4167681013
フォーマット
出版社
発行年月
2004年04月
日本
追加情報
:
16cm,366p

内容詳細

9・11を境に、永遠に世界は変わってしまった。日本は、この新しく出現した「世界危機の時代」をどう生き延びていったらよいのか。未だ金縛り状態にある日本の「根本的な狂い」とは何なのか。小泉政権発足当時の熱狂の中、その正体をいち早く喝破し、常に国論をリードし続ける著者が、日本の危機に再び挑む。

目次 : 第1部 ついにやってきた本当の危機(米国同時テロと二十一世紀世界の行方/ 「小泉改革」の危機/ なぜ日本は挫折し続けるのか)/ 第2部 中国という危機(我々は中国を知っているか/ 中国の真実)/ 第3部 日本の選択(憲法改正/ 教育と意識の改革/ リーダー改革―文化の形を取り戻せ/ 情報改革)/ なぜ日本の改革が求められるのか

【著者紹介】
中西輝政 : 1947(昭和22)年、大阪に生まれる。京都大学法学部卒業。英国ケンブリッジ大学歴史学部大学院修了。京都大学助手、米国スタンフォード大学客員研究員、三重大学助教授、静岡県立大学教授を歴任し、現在、京都大学総合人間学部教授、同大学院人間・環境学研究科教授を兼任。論文「日米同盟の新しい可能性」(’89年)で第11回石橋湛山賞を、『大英帝国衰亡史』(’97年)で第51回毎日出版文化賞・第6回山本七平賞を受賞。’02年、第18回正論大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • yuki さん

    ・経済だけでなく憲法を始とした「国家の構造改革」に、この先さらに十年を費やすといった贅沢の余地は、もはや日本には残されていないのである。 ・国や文明の衰亡を考える歴史家として、現在の教育の危機こそ日本の最大の危機だと思われてならないのである。 ・グローバル化した今日、国内に多くの分裂要因を抱えた中国が、長期にわたって超大国への道を安定的に歩める可能性はほとんどないと見るべきであろう。 ・日本が抱える問題は、時が経つほどに思っていたより根源的な問題だ、ということがわかってきた。

  • Masayuki Nakanishi さん

    (344ページ) 常に「国力」の定義が狭すぎ、軍事力さえあれば、経済力さえあれば、最近ではITのインフラさえ普及すれば、といった調子で、ソフトウェアの力といったものを一貫して軽視する日本的な即物主義である。

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