基本情報
内容詳細
序章 「分かり合えるはずの人」と「分かり合えないはずの人」
人生はきれいごとだけで回っていない/「良い出会い・悪い出会い」を判断する力/ウチとソトの切り分けを痛感した「経済史概論試験事件」/引っ越し屋バイトでの人間関係/「縁」「孤独」「絆」/人はもっと自分本位でいい
第1章 ネットで生まれた「絆」はなぜこんなに脆いのか
売名行為批判も出た「ALSアイスバケツチャレンジ」/指名を断ったら落胆させてしまうかもしれない/震災時のツイッターで展開された「名言発信合戦」/被災地外から続出した「感動大好きちゃん」のツイート/異論を許さぬ善意と「不謹慎厨」/行方不明者を「捜す会」での場違いな自己表現/「ツイッターやめる」と宣言してもやめない人々/パーナさんがネットで共有した「絆」と「心の日」/「行動する保守」が信じ込む荒唐無稽なストーリー/共通の「敵」を見つけることで獲得した「絆」/フジテレビデモ以降、次々と増えていく「敵」/デモ主催者が手を引いた意外な理由は/「ネットのお陰で多種多様な人々と交流できる」は間違い/ネットの中のタコ壺化現象/ブログのコメント欄の荒れっぷり/平野綾への容赦のない手のひら返し
第2章 うまく縁を切らないと人はこんなに不幸になる
出会いがなければ生まれなかった2つの不幸な事件/最悪の結末を迎えた「三鷹ストーカー殺人事件」/江角マキコ・ママ友いじめ事件を見て胸を撫で下ろす/私が「自分の子供はいらない」と考えている理由/「ウチのコを身体障害者にしようとしてるの!」/他人様の考えを変えることはできない/分かり合えない者同士は決して分かり合えない/「自分のことをとにかく嫌いなヤツ」は存在する/知人に貸したカネはどこまで返ってくるのか/トータル1840万円を貸して分かった「借金の正体」
第3章 不要な人間関係を整理するための「キレる覚悟」
必要な人間関係は「5階層」に分けられる/学生時代の友人との関係性は本当に素晴らしいのか/社会人は家族と仕事関係者以外に重要な人間はいない/「学生時代の大親友」とのその後の関係/重要な人間関係はその時々によって変わっていく/NHKから出入り禁止になろうがどうでもいい/縁を切ると決めたらさっさと切る/縁を切るべき相手は「組織」ではなく「個々人」/世話になった人と縁を切る時は細心の注意を/縁を切る時の5つのポイント/仕事の打ち合わせ中に「キレる覚悟」を決めた瞬間/大切な縁がくだらない人間のせいで切れることも/一緒に仕事をする相手に求める条件/元エリートサラリーマンが築き上げた絶妙な距離感
第4章 人間関係への「諦念」と避けようのない「死別」
人間関係に「諦念」を抱く契機となったアメリカ生活/クソみたいな1年5ヶ月間が幕を開けた/ただでさえ嫌われる対象に究極の差別対象が加わる/英語で言っていることがある日すべて理解できるように/日本人を「キング」に選ぶわけにはいかない/アメリカで学んだ人間関係の基礎はこれだ/親が死ぬまでにあと何回会えるだろうか/若くして亡くなる人を見て親の死への覚悟を持つ/死と悲しみの本質を突いたビートたけし氏の言葉/9・11テロで悲しみに暮れたアメリカ人と命の価値/現在の諦観ともっとも深いつながりをもたらした体験/「お友達と会うの」/最愛の人が亡くなったらどんな気持ちになるか/大事な人間はあんまりいない/もっとも重要な友人と縁を切る
終章 孤独と正対することで人間は成長する
隠居した後の人付き合い/海外生活で味わう孤独感には価値がある/血路は自ら切り開かなくてはいけない/「これでオレも一人ぼっちになったな」/答えが出ないまま無為な時間を過ごし続ける/お前一人で何ができるのだ?/無職で人と会わない日々に培った考え方/気の合う人はどうやって見分けるか/自分にとっての「幸せ」とは何か
【著者紹介】
中川淳一郎 : 1973年、東京都立川市生まれ。ネットニュース編集者。一橋大学商学部を卒業後、博報堂CC局で企業のPR業務を担当。2001年に退社してフリー編集者となり、企業のPR活動、ライター、雑誌編集などを請け負う。現在は、ネットニュース編集者として『NEWSポストセブン』など複数のニュースサイトの監修・編集に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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あちゃくん さん
読了日:2017/11/12
アコ さん
読了日:2018/05/15
リキヨシオ さん
読了日:2015/08/26
壱萬弐仟縁 さん
読了日:2015/07/08
リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん さん
読了日:2015/01/31
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人物・団体紹介
中川淳一郎
1973年東京都生まれ。1997年一橋大学商学部卒業後、博報堂入社。博報堂ではCC局(現PR戦略局)に配属され、企業のPR業務に携わる。2001年に退社後、雑誌ライターや『テレビブロス』編集者などを経て、出版社系ネットニュースサイトの先鞭となった『NEWSポストセブン』の立ち上げから編集者として関わ
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