中坊公平・私の事件簿 集英社新書

中坊公平

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087200638
ISBN 10 : 4087200639
フォーマット
出版社
発行年月
2000年11月
日本
追加情報
:
18cm,206p

内容詳細

「平成の鬼平」と呼ばれる弁護士・中坊公平はいかにして形成されたか。日本社会を揺るがした森永ヒ素ミルク事件や住専問題まで、彼の心に残る事件をピックアップ。

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ホークス さん

    2000年刊。とても熱くて心を揺さぶられた。現場主義の弁護士だった著者は、1973年、43歳で担当した森永ヒ素ミルク事件から、ひたむきに戦う人になって行く。この裁判の著者の長い冒頭陳述に呆然とした。余りの悲惨さ残酷さに涙が出た。被害者一万二千人以上、死者130人は実際の半分だという。母親は、事実を認めない企業と国の仕打ちに加え、自らの手で我が子に毒を与えた苦しみに苛まれた。この後に手がけた、豊田商事事件、豊島の不法投棄、住専の不良債権処理などの実態も今さらながら理解できた。人間には意志の力が確かにある

  • James Hayashi さん

    著者の頑張りがなければ豊田商事事件で営業マンから収められた国税局への所得税(13億円)は被害者に戻らなかっただろう。被害金額(総額は2000億円)の一部であるが被害者に戻ったことは大きい。国税局からカネを取るなど並大抵の努力でないことは想像できる。その他、森永ヒ素ミルク事件、住専問題など数々の事件を手掛けた著者の一部が紹介された本。

  • ニックス さん

    有名な弁護士。弁護士として積極的な活動に社会人としてさすがだと思った。一般的に弁護士は、犯人(被疑者)には黙秘を積極的にさせたり、生活保護の弁護で大々的に勝訴とか言ったり、私としてはそれは違うんじゃないかと思う行動が目立つ。弁護士が懲戒処分を受ける等の社会人として他の世界では仕事を続けられない状態でも、平気で続けている人も多く嫌悪感が強かったけど、こういう一般人のために、頑張ってくれている人がいることを認識できて良かった。星4

  • 佐島楓 さん

    この本で「森永ヒ素ミルク中毒事件」と「住専処理事件」について理解することができた。国が責任を負いたがらないのは今も昔も変わらない。

  • よー さん

    森永ヒ素ミルク中毒事件は泣けました。こんな熱い、現場主義の弁護士さんがたくさん増えてくれるといいなあ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

中坊公平

1929年8月2日生。京都府出身。京都大学法学部卒業。57年弁護士登録。70年大阪弁護士会副会長。73年森永砒素ミルク中毒被害者弁護団団長として活躍。84年大阪弁護士会会長(日本弁護士連合会副会長)。85年豊田商事の破産管財人に就任。87年日弁連消費者問題対策委員会委員長に。90年4月日本弁護士連合

プロフィール詳細へ

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品