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日本の医者

中井久夫

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784535804241
ISBN 10 : 4535804249
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2010
Japan

Content Description

刊行後ほぼ半世紀を経た今、日本の医学・医療は進化したか。若き日の中井久夫が、筆名で書き下ろした「日本の医者」「抵抗的医師とは何か」「病気と人間」の3作を完全復刻。日本医学界への真摯な問題的提起の書。

【著者紹介】
中井久夫 : 1959年京都大学医学部卒業。現在、神戸大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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知人にすすめられて買いました。中井久夫さ...

投稿日:2021/04/25 (日)

知人にすすめられて買いました。中井久夫さんの率直な考えが書かれていて、驚きました。手軽なソフトカバーで読めるのもよかったです。医者とは何か、あらためて考えさせられました。ところで今、中井久夫さんはお元気でしょうか。気になります。

あっちゃん さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • azu3

    50年前に偽名で出版した本。精神医学の世界で花開くずっと前のお話。20代でこんな内容をまとめられるなんて、やっぱりナカイ先生だな。そして、同志に向けた励ましが熱い。

  • Asakura Arata

    私が生まれた頃に書かれた本の復刻版。昔も今も医者の世界はあまり変わっていない。

  • tekesuta

    医学組織の批判的な著書。どこの世界でもこういった腐敗は見られる。文学の素養のある中井先生の「抵抗的医師」のあり方はなかなか参考になる。権力の構造を理解した上でのアドバイスなのでそのまま日常生活にも応用がきく。自分が変わらないための心得。

  • moco

    中井久夫が二十代のころに「楡林達夫」という筆名で書いたものだそうで、古くはあるもののここに含まれる言葉の多くは今なお孤独にうちひしがれる若い医師や医療を志す人たちを勇気づけてくれるのにじゅうぶん有効なものであると思う。

  • 白いハエ

    中井久夫の怒りの顕れるほぼ唯一の本、である。名を抽象的な「楡林達夫」に託してまでつづられる瞋恚に満ちた批判的文章だが、それも50年前の話だよな…と読み進めたものの、付されたあとがきには現状についてのコメントは見られなかった。この国が近代医療を取り入れてからたかだか150年、そのうちのたかだか50年ということか。ゲリラのように潜むしかない抵抗的医師としての熱のこもった文章と、76歳になった氏の「私の考えが以降それほど変わったわけではない」の言葉は、われわれに勇気を与えてやまない。

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