基本情報
内容詳細
世阿弥元清の晩年の芸談を二男元能が筆録整理したもので「風姿花伝」とともに能楽の名著である。能楽の歴史、先人や当時の能役者の芸風、逸話、能面・装束の話、勧進能や翁演出等の故実、能の作り方、能の作者、音曲に関する話、能の演じ方の注意、能楽の心得などきわめて多岐にわたり、巧まずして当時の能界の実態を生きいきと描く。
目次 : 定まれる事/ 萬事かかり也/ よろづの物まねは心根/ どつといふ位/ 聲の事/ 音曲の事/ 祝言の音曲/ 曲舞の音曲/ 音曲のかかり/ 文字なまり・ふしなまり〔ほか〕
(「BOOK」データベースより)
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Satoshi Mizuno さん
読了日:2013/08/20
ゆらゆらガール さん
読了日:2020/10/04
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人物・団体紹介
世阿弥
貞治2‐嘉吉3?(1363‐1443?)年。室町時代前期の能役者、能作者。観阿弥の長男。能の大成者として、現代にまで通じる能の基礎を確立。将軍足利義満の知遇を得て以降、天下に名声を博す。後、足利義教に迫害され、佐渡に流される。最晩年の消息は不明
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