女の子はどう生きるか 教えて、上野先生! 岩波ジュニア新書

上野千鶴子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784005009299
ISBN 10 : 4005009298
フォーマット
出版社
発行年月
2021年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
234p;18

内容詳細

「生徒会長はなぜ男子が多いの?」「女の子が黒いランドセルってダメ?」「理系に進みたいのに親がダメっていう」等々。女の子たちが日常的に抱くモヤモヤや疑問に、上野先生が全力で答えます!社会に潜む差別な刷りこまれた価値観を洗い出し、一人一人が自分らしい選択をする力、知恵や感性を磨くアドバイスが満載の1冊。

目次 : あなたたちはどう生きるか―女の子の翼を折らないために/ 1章 学校で、なぜ女子は男子の次?(生徒会長はなぜ男子だけ?/ 男らしくしてなきゃダメですか? ほか)/ 2章 家のなかでモヤモヤするのはなぜ?(長時間労働の罪/ 授業だけではNG ほか)/ 3章 リア充になるってけっこうたいへん?!(束縛彼氏/ リア充=恋愛? ほか)/ 4章 社会を変えるには?(大臣も議員も少なくないですか?/ 私が投票したい候補がいない ほか)

【著者紹介】
上野千鶴子 : 1948年、富山県に生まれる。1977年、京都大学大学院社会学博士課程修了。社会学博士。現在、認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長、東京大学名誉教授。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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ジェンダーに関する子どもたちの悩み・疑問...

投稿日:2021/04/16 (金)

ジェンダーに関する子どもたちの悩み・疑問について上野千鶴子が回答したもの。 岩波ジュニア新書からの出版だが、内容はとても示唆に富んでおり、大人も読むべき。 特に小中学校の教員には是非読んでもらいたい。

カーク さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ネギっ子gen さん

    女の子が日常的に抱くモヤモヤに上野先生が、納得の快答! 差別や刷りこまれた価値観を洗い出し、選択をする力や感性を磨く新書。「あとがき」に<女性をとりまく社会の変化が目に見える時代に、わたしたちは立ち会っています。もう少ししたら、この本に書いてあることは、なあーんだ、一昔前はこんなことに悩んでたのか、と笑い話になるかもしれません/もし10年後にも20年後にも、「あるある」と読まれていたら……(涙)です>と。本書が、歴史的史料になる日の近からんことを、切に。巻末に、あの「東大入学式祝辞」と図書&映画ガイド。⇒

  • とよぽん さん

    上野千鶴子さんが10代の若い人に向けて(女子だけでなく男子も読むといい)熱いメッセージを送った最新の本だ。取り上げている問題は、学校、家庭、社会と幅広い。女の子が母親の生活や言葉に疑問を感じたり、姉や兄の就活を身近に見て不安を感じたり、男性視点で形成された社会の慣習や法制度などに戸惑ったりする、そんなハテナ?に明快に答える形で50年近い研究の知見を開示している。オッサンの定義に笑ってしまった。また、政治家の仕事は税金の再分配でこれは女性に向いている、と選挙権の行使だけでなく被選挙権の行使も説く。

  • 花ママ さん

    女の子が日頃〈なんで?〉と思いながら、口に出して聞けないような疑問に、わかりやすく、正確に答えてくれています。歯に絹を着せぬ言動は小気味よく、上野さんの確固たるキャリアに基づくものだと。「オレ様」意識が強い男性は、若くても〈オッサン〉には笑ってしまいました。この本、女子だけでなく男子にも薦めたいです。

  • GAKU さん

    以前ベストセラーになった「君たちはどう生きるか」が時代背景とはいえ、男子のみを対象に書かれていたので、現代の女の子に向けての「君たちはどう生きるか」版を書いたと巻頭述べていました。内容的には以前何冊か読んだ著書でも、上野さんが主張していた事をわかり易くQA方式で書かれていました。上野さんの入門編として読むには良いのでは。もし私に娘がいたら読ませたいなとも思いました。娘だけでなく上野さんが「オッサン」と称している人達にも。⇒

  • おたま さん

    吉野源三郎『君たちはどう生きるか』が呼び掛ける「君たち」は男の子たちだという。そこで女の子に向けて、現代の社会にあって、どう考えて生きたらいいのかを上野千鶴子が書いた本。Q&Aの形で、現代の女の子がぶつかる様々な問題を取り上げ、それに対して上野千鶴子が回答していくという形で書かれているので、非常に読みやすく、分かりやすい。対象は中高生ぐらい。(もちろん男の子が読んでも、大人が読んでも学ぶことは多い)この前に上野の『家父長制と資本制』を読んだので、女性問題やフェミニズムについての膨大な知識が感じられた。

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人物・団体紹介

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上野千鶴子

1948年、富山県生まれ。京都大学大学院社会学博士課程修了。社会学博士。社会学者、東京大学名誉教授、認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長。女性学、ジェンダー研究のパイオニアとして教育と研究に従事。高齢者の介護とケアも研究テーマとしている(本データはこの書籍が刊行された当時に

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