「混血児」の戦後史 青弓社ライブラリー

上田誠二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784787234414
ISBN 10 : 4787234412
フォーマット
出版社
発行年月
2018年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
232p;19

内容詳細

目次 : 序章 戦後史の裂け目―“血の政治学”と“出会いの教育学”のはざまで/ 第1章 占領・復興期の混血児誕生―優生保護法の下で生存する(敗戦から一九五〇年代前半まで)/ 第2章 日本「独立」後の公立小学校の混血児教育―日本人として学ぶ(一九五〇年代中葉)/ 第3章 高度経済成長期前半の混血児教育―経済主義の下で生きるために学ぶ(一九五〇年代後半から六〇年代前半まで)/ 第4章 高度経済成長期後半・低成長期の混血児と日本人の子との出会い―経済主義の下で教育と労働をつなぐ(一九六〇年代後半から七〇年代後半まで)/ 第5章 低成長時代の周縁化された子どもたちの連帯―多様性を再生し開く挑戦(一九八〇年代前半から現在までを見据えて)/ 終章 戦後史を超えて―“包摂と排除”か“つながりと連帯”か

【著者紹介】
上田誠二 : 1971年、栃木県生まれ。横浜国立大学ほか非常勤講師、首都大学東京オープンユニバーシティ講師。専攻は現代史、教育史、音楽史。著書に『音楽はいかに現代社会をデザインしたか―教育と音楽の大衆社会史』(新曜社、主に同書の研究史上の意義が評価されて日本教育史学会の第28回石川謙賞を受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • hitotak さん

    タイトルから予想していた内容とは違い、基本的に文献からの引用と考察で書かれた研究書だった。当時の混血児への直接の取材や、社会に出てからの暮らしぶりなどの調査は成されていないので当人たちの現在の境遇や幼少時を振り返った心境などは全くわからず、物足りない。後半は混血児教育を行った聖ステパノ学園史になってしまい、読者が知りたい事から横道に逸れたような印象。戦後混血児は中絶が合法化されて以降は急減したこと、混血児の中でも白人系と黒人系で周囲の見る目には差があり、混血児間でも差別があったことなど興味深い記述はある。

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