金沢 洋食屋ななかまど物語 PHP文芸文庫

上田聡子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569900216
ISBN 10 : 4569900216
フォーマット
出版社
発行年月
2020年07月
日本
追加情報
:
294p;15

内容詳細

「千夏がいるから、この店は安泰ね」―亡き母の言葉を胸に、父の洋食屋を手伝う大学生の千夏には、好きな人がいた。しかし美術を学ぶ大学院生の彼は、卒業とともに東京に戻ってしまう。「この恋が叶うと、店は…」。恋心を抑え店に立つ娘をよそに、身体を悪くした父が「お前の婿に」と店の後継者として新しいコックを連れてきた。二人の男性の間で揺れる女心を古都・金沢を舞台に綴る純愛物語。

【著者紹介】
上田聡子 : 石川県出身。「note」に「ほしちか」名義で作品を投稿。「洋食屋ななかまど物語」「言の葉の四季」などが人気を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ジュール リブレ さん

    金沢の洋食屋の一人娘を主人公として描く四季の美しいこと。食事シーンは少なくて、あまりグルメ小説にはなってないけど、起承転結がはっきりしていて、すっきりしたお話でした。旅行に行きたいな〜。

  • 野のこ さん

    読友さんのおすすめ☆ うわぁ、めっちゃ三角関係。もとを辿れば千夏父が先走りすぎて相談もなしに跡継ぎのコックを娘の婿に!と紺堂さんを紹介するから、こんなややこしいことになるのよー。この三角関係に思うところはいろいろあるけど紺堂も千夏も真面目で一途なだけにハッピーエンドでよかったです。また地元の読者心を惹くような場所がいくつも出てきて楽しかった。金沢神社の夢牛は知らなかったので次に訪れる際に撫でたい。

  • kei302 さん

    純愛ものですねぇ〜。千夏と丹羽の関係がほほえましいです。家の仕事と好きな人のどちらかを選ぶしかない。30歳くらいなら、自分の考えを持っていたり、分別があったり、逆に、割り切って考えるのかもしれないけど、大学生では視野が狭くなって、この人にふらふら、あの人にぐらぐらで、悩んで迷う千夏の姿が純粋すぎて、くらくらしたよ。#NetGalleyJP

  • しゃお さん

    大好きな人か、自身にとって大切なものかどちらか一方しか選べないとしたら。父が営む洋食屋「ななかまど」を継ぐ夢を持つ千夏。就職のために東京に帰る事になる丹羽か、婿候補として雇われたコックの紺堂からの想いに応えるのか。答えは自分で出すしかないけれど、後悔しない生き方ってやっぱり難しい。心と身体のバランスを繋ぐのは美味しい料理?それとも…。正直モヤモヤイライラする部分も多かったけれど、婿候補を押し付けようとする父も恋敵もみんないい人で、千夏の切ない恋と夢を応援したくなる純愛物語、金沢の情景と共に楽しめました。

  • 葵@晴読雨読 さん

    面白かった(*^-^*)千夏と丹羽さんの恋にキュンキュンしました!一度悲しいお別れを経てのラスト。よかったです🥰

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人物・団体紹介

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上田聡子

石川県出身。「note」に「ほしちか」名義で作品を投稿。「洋食屋ななかまど物語」「言の葉の四季」などが人気を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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