辻番奮闘記 危急 集英社文庫

上田秀人

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087455618
ISBN 10 : 4087455610
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
追加情報
:
320p;16

内容詳細

九州で島原の乱が勃発し、江戸でも辻斬りが横行。肥前平戸藩松浦家は、幕府へのおもねりのため辻番を組織。治安を守るため二十四時間態勢で任務につくが……。書き下ろし時代小説。(解説/末國善巳)



【著者紹介】
上田秀人 : 1959年、大阪府生まれ。大阪歯科大学卒業。97年第20回小説CLUB新人賞佳作を受賞しデビュー。以来、歴史知識を巧みに活かした時代小説、歴史小説を中心に執筆。2010年、『孤闘 立花宗茂』で第16回中山義秀文学賞、14年『奥右筆秘帳』シリーズで第3回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ゴンゾウ@新潮部 さん

    3代将軍家光の時代。関ヶ原から20年泰平の世が始まろうとした矢先、遠い九州島原で起きたキリシタンによる一揆。幕府が禁止したキリスト教徒の反乱は幕政にも大きな影響を及ぼす。その責任をどの藩が背負うのか。遠い江戸でも陰謀が。泰平の世を迎え武士の価値が問われようとした背景を絡ませてよく描かれていた。【ナツイチ 2017】

  • いつでも母さん さん

    いや〜作家も大変だなぁ。各出版社で作品を発刊するのだから。既に書いたものと被らぬものが良いのだから・・で、上田作家、辻番と来ましたか!ふむふむ、な〜るほどって感じで読了しました。三代将軍・家光の世において、キリシタン問題をを絡めてお家断絶の危機を背負い、人を斬った事等無い家臣・弦ノ丞が先輩と共に成長(活躍)するのが、ちょっと新鮮で良かったかな。幕府、江戸上屋敷、国許・・どれも『人』なんだ。丁度TVから伝わる証人喚問や稀勢の里の感涙、高校球児の連続再試合を見てこちらも『人』嗚呼、複雑なり・・

  • とし さん

    辻番奮闘記「危急」 1巻。主家が断絶し行き場が無くなくなり辻斬り、強盗など凶悪な犯罪に及んだ浪人の取り締まるため 武家地の治安維持にあたった辻番、ちょっと変わった役どころの主役の松浦藩斎弦ノ丞、幕閣と関わる話と辻番ちょっとギャップを感じるが、弦ノ丞の成長を楽しみに。

  • 扉のこちら側 さん

    2018年206冊め。家光の時代、遠く島原でのキリシタン一揆の責任問題からの江戸でのお家騒動。他家のことには口出し・手出しできないルールがここまで徹底されいることや、町方役人の上下関係等新鮮に読めた。肝心の辻番の活躍は思ったより少なかった気がする。

  • サケ太 さん

    江戸時代。徳川家光の治世。改易される各藩。増える牢人。江戸の治安は悪化。武士地警備の為に設置された番所、辻番。阿蘭陀商館を有する平戸藩は、天草での乱に際し、幕府からの疑念を逸らすために新たに辻番を設ける。そこに配属された剣術に優れた若者、斎弦ノ丞。彼は任務初日から隣の松倉家前で剣戟に遭遇する。それは多数の人物、御家の思惑が絡んだ政争に巻き込まれる序章であった。これ一巻で完結し、かつ内容は事情のわからないまま事件に巻き込まれミステリー的ではあるが読みやすい。小藩の生き残りを賭けた戦い。これは面白い。

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人物・団体紹介

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上田秀人

1959年、大阪府生まれ。大阪歯科大学卒業。97年、「身代わり吉右衛門」で第二十回小説CLUB新人賞佳賞を受賞。2001年、『竜門の衛』でデビュー。10年、『孤闘 立花宗茂』で第十六回中山義秀文学賞を受賞。「奥右筆秘帳」シリーズは、09年「この文庫書き下ろし時代小説がすごい!」、14年「この時代小説

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