基本情報

内容詳細
中上健次はそこを「路地」と呼んだ。「路地」とは被差別部落のことである。自らの出身地である大阪・更池を出発点に、日本の「路地」を訪ね歩くその旅は、いつしか、少女に対して恥ずべき犯罪を犯して沖縄に流れていった実兄との幼き日の切ない思い出を確認する旅に。大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
目次 : 和歌山県新宮/ ルーツ―大阪/ 最北の路地―青森、秋田/ 地霊―東京、滋賀/ 時代―山口、岐阜/ 温泉めぐり―大分、長野/ 島々の忘れられた路地―佐渡、対馬/ 孤独―鳥取、群馬/ 若者たち―長崎、熊本/ 血縁―沖縄/ 旅の途中で
【著者紹介】
上原善広 : 1973年大阪生まれ。ノンフィクション作家。自身の出身地である大阪・更池から中上健次の故郷・新宮など日本全国500以上の「路地」(被差別地区)を巡りあるいた『日本の路地を旅する』で、2010年、第41回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。2012年、『「最も危険な政治家」橋下徹研究』(新潮45)で、編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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遥かなる想い さん
読了日:2017/07/16
ゆいまある さん
読了日:2023/02/15
harass さん
読了日:2019/01/11
TATA さん
読了日:2019/02/21
100 さん
読了日:2020/12/29
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人物・団体紹介
上原善広
1973年、大阪府生まれ。大阪体育大学卒業後、ノンフィクション作家となる。2010年、『日本の路地を旅する』(文藝春秋、のち文春文庫)で大宅壮一ノンフィクション賞受賞。12年、「孤独なポピュリストの原点」(特集「最も危険な政治家」橋下徹研究、「新潮45」2011年11月号)で、第18回編集者が選ぶ雑
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