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社会的養護の子どものために、先生に知っておいてほしいこと。 教育現場と児童福祉

三輪清子

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784844609766
ISBN 10 : 4844609769
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「親に感謝を述べたくない子どもがいること、先生にはわからないよね」
「社会的養護の子ども」の担任となったときに、あなたは何を思うでしょうか。
初めて里親家庭の子どもが登校することになった学校の先生方や、施設がある地域に異動になった先生方は、社会的養護の子どもが表面的にあらわす態度や行動に驚いたり、戸惑ったりすることがよく報告されます。
社会的養護の子どもたちが、過去、どのような環境にいたのか、どのように生きてきたのか、そしてそれを今どのように受け止めているのかをよく知らないと、子どもがなぜそのような態度や行動に出るのか理解することが難しいからです。
本書は、社会的養護にかかわる8人の大学教員が社会的養護を受ける子どもたちのことを学校の先生方に少しでも知ってほしいとそれぞれのテーマ、立場から執筆しました。
社会的養護の子どもには「こういうことが起こりうる」というエピソードや「知っておいてほしいこと」を分かりやすく紹介しています。
本書をお読みいただければ、社会的養護の子どもに出会った時に、どのようなことに留意しておけばよいのかわかります。
先生はもちろん、教職を学ぶ学生さんにもぜひ読んでいただきたい1冊です。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • エビ

    タカヤさんの例を読んだ時、発達障害の有無を考えていたけれど、集団のルール、徒競走、ごめんなさいの言葉の意味、これらを知らない可能性を提示され驚いた。通称名を使えるのも今まで知らなかった。自閉症児支援の原則、SPELLも勉強になった。「親に感謝を述べたくない子どもがいること、先生はわからないよね」と告白した部分では胸が痛む。里子を受け入れるのに、実子への説明義務がないことには不満が募った。子供を理解するために自分の感じ方、考え方ではなく、子供が感じている世界を想像する、結びの言葉を箴言にしたい。

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