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ぶつり学入門 物理学の視点で釣りを科学する

三澤信也

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784860647780
ISBN 10 : 4860647785
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

釣りをテーマに物理学を楽しむ入門書です。釣りは魚との駆け引きによって成果が変わってきますが、実は魚と釣り人との関係はさまざまな物理学でつながっています。たとえば魚にはもちろん目がついていますので、光を情報としてとり込んで、水中から釣り人の姿を見ることができます。そのため、釣り人はなるべく魚から見られないようにする必要があります。そんなとき、魚の目の構造を知り、光を知り、光が水中と空気中を通過するときの特徴を知ると、釣りをする際にどのようにふるまえばよいかがわかってきます。釣り針、ライン(釣り糸)、釣り竿、銛などの道具すべてに物理学が関わっているのはもちろん、漁場はコリオリの力による潮流で決まりますし、魚群探知機は物理学の知識の結晶です。釣りをする人もしない人も、「科学の目で見る」面白さを味わってみてはいかがでしょうか。

【著者紹介】
三澤信也 : 長野県生まれ。東京大学教養学部基礎科学科卒業。2024年現在は、長野県伊那弥生ヶ丘高等学校で教鞭を執っている。物理の楽しさを伝えられるよう日々努力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 🍭

    787(釣魚、遊猟)、図書館本。ペレ出版2024年11月25日発行。物理学からみた釣り道具などがどのような理屈で作られているか、運用されているのかという話をしている本です。でてくるのはだいたい力学。たまに波(音波・光)の話してます。面白かったけど、多分一般の釣り人には難しいように感じるし、物理が好きな人が読むには物足りないと思う。厳しいレビューになるとそんな感じだけれど、釣りと物理に興味がある中高生とか、物理に関心があるけど教科書は難しいって人にもいいかもしれない。

  • 佐藤一臣

    釣り針の軸が長い理由、45度の角度で投げる理由、脳締めの理由の物理学的考察はためになりました。ところが肝心の潮の流れと釣果、魚の住処と釣果の物理的考察はあまりためになりません。どういう潮の流れだと魚が獲れるのか?どのポイントで釣れば魚が獲れるのか?が最も釣り人が知りたい部分だと思いますが、そこの回答がないんですね。マクロの物理ではなくミクロの物理の視点がほしいのですよ。潮が動くときとか湧昇のペルー沖の話をされてもねえ。具体的に釣れる場所の事例の物理的考察がほしかった

  • Go Extreme

    物理学の視点で釣りを科学 釣り具の性能と科学 釣り針の軸が長い理由 力のモーメント 運動方程式 作用反作用の法則 重心と浮心 魚をだますための科学 タングステンの比重 アルキメデスの原理 棒状ウキと円錐ウキ 断面二次モーメント ロッドの科学 銛の科学 投げ釣りの飛距離 魚の口の形と釣り方 口切れのメカニズム てこの原理 放物運動 海と魚の科学 魚の目の水晶体は球形 魚眼レンズのような構造 血抜き脳締め イノシン酸 湧昇 コリオリの力 深海魚はなぜ赤い魚が多いか 水の密度異常 光の吸収と散乱 魚群探知機

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