日本に絶望している人のための政治入門 文春新書

三浦瑠麗

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166610105
ISBN 10 : 4166610104
フォーマット
出版社
発行年月
2015年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
253p;18

内容詳細

「政治には何も期待できない」という選挙民の絶望感。しかし、正しく絶望した後にしか希望は訪れない。日本政治の力学を徹底的に明らかにした上で、まだそこに見い出せる政治の可能性をリアルに提示する。

目次 : 1 不毛な左右対立を超えて(コンパッションの思想とは/ 自由のあとに来るもの―時代性の中のリベラリズム ほか)/ 2 日本政治を可視化する(野党再編について/ 戦後リベラリズムの担い手としての統治利権 ほか)/ 3 地方、女性、非正規(地方経営における共感と想像力―「維新」が回帰すべき方向/ 地方創生について ほか)/ 4 外交・国際情勢(集団的自衛権論争の本質/ 闘え左翼、ただし正しい戦場で ほか)

【著者紹介】
三浦瑠麗 : 国際政治学者。1980年茅ヶ崎市生まれ。東京大学農学部卒業、同法学政治学研究科修了(法学博士)。現在、東京大学・日本学術振興会特別研究員。株式会社山猫総合研究所・代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO さん

    非常にわかりやすく論点をまとめられていて、今まであまり政治に興味を向けなかった人の入門書的な意味合いで読むのはいいと感じました。ただ若干衣に包まれている感じがして、少し前に読んだ山内昌之先生と佐藤優さんの対談に比べると迫力が足らない気がしました。

  • ころこ さん

    「私が今の日本に感じるのは、自らが弱者であると認識する人々による、弱者の論理の奪い合いです。」的確な指摘ですが、著者も後年に弱者の論理に立つ危うさをみせたと批判するのは酷なことでしょうか。これを酷だと再批判することは、暗に女性を弱者だとみていることになるという再々批判を受けます。この行を書いているだけで、政治や社会の難しさを痛感します。著者の振る舞いで注目するのは、わざと批判される立場に身を置くが、それは分身であって、そのフルボッコにされる様子を分析することで社会をみているようにみえることです。著者の話が

  • saga さん

    タイトルに惹かれて購入。なぜ絶望しているのか? ○民党も民○党も国民の辛さを真に理解した政治を行っていない不満があるから。そして、地方自治体の長や国・地方議員は名前を連呼するだけの選挙運動、地縁血縁で票を入れることを民意とする国民に絶望しているから。本書は残念ながらその解を提示してはいない。国際政治学者としての政策提案としては面白いものがある。ただしカタカナ語を多様する筆致には辟易したが……

  • きゃれら さん

    新型コロナウイルス感染症をめぐる発言で非難を浴びてもタフにふるまう著者に対し共感が高まり、7年前から積んであるこの本を手に取った。トランプ大統領もブレクジットも予想されておらず(まあ当然)、ある意味古いトピックになってしまっているが、わが国の根本的な問題(自民党一党支配、日米同盟と対中国問題、少子化とフェミニズムetc)は当時と何も変わっていないので、鋭くスマートな論考はとても読ませる。「絶望」に立脚した上で物事をよりよくするため真剣にものを考えていく姿勢こそ、筋金入りのリアリズムなのだ。

  • しーふぉ さん

    日本に絶望している人のための政治入門とあるからには最終的には希望を提示しているはずなんですが、沖縄をアジア連合の本部にするという件が希望なのか?

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