エレジーは流れない

三浦しをん

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784575243970
ISBN 10 : 4575243973
フォーマット
出版社
発行年月
2021年04月
日本
追加情報
:
256p;19

内容詳細

海と山に囲まれた餅湯温泉。団体旅行客で賑わっていたかつての面影はとうにない。のどかでさびれた町に暮らす高校2年生の怜は、複雑な家庭の事情、迫りくる進路選択、自由奔放な友人たちに振りまわされ、悩み多き日々を送っている。そんななか、餅湯博物館から縄文式土器が盗まれたとのニュースが…。モヤモヤした日常を吹き飛ばす青春群像小説!

(「BOOK」データベースより)

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もっちもっち〜と、のんびりした歌が流れる...

投稿日:2021/06/12 (土)

もっちもっち〜と、のんびりした歌が流れる商店街で暮らす高校生の怜。母親が二人いるという特殊な家庭の事情にもやもやしつつ、奔放な友人に日々振り回されています。しかし自分のピンチに、友人や近所の人たちが立ち上がります。ほっこり、ワクワクの楽しい青春群像小説です!

はれ さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    三浦 しをんは、新作中心に読んでいる作家です。 本書は、令和というよりも、昭和な青春グラフティ(ミステリ)の佳作でした。懐かしさを感じました。 https://www.futabasha.co.jp/introduction/2021/miura_elegy/index.html

  • うっちー さん

    軽めの作品。餅湯は私には熱海に思えました

  • tetsubun1000mg さん

    熱海あたりの設定でしょうか、昔からの温泉観光地の商店街に住む男子高校生どものバカ話なんだけど、ホロッとさせられたりして油断できない。令和、平成を通り越して昭和を思わせる会話とストーリーに和んでしまう。地元の住民が多い街にはこんな付き合いかたがあったのでしょうね。今の若い人が読んでも面白いのかな? 二人のお母さんの設定も想像がつかなかったが父親の登場と別れ際の会話「イルクーツクに行く」なんてどこから出てくるのか!怜に渡す餞別が??何これってツッコみどころ満載。○○で指を骨折?そんなわけないだろっ!!(笑)

  • ウッディ さん

    山と海に囲まれた餅湯温泉で土産物店を営む母と二人暮らしの高校生・怜。個性的な同級生たちと過ごす怜には、毎月一週間だけ、もう一人の母と過ごす時間があった。複雑な家庭環境で育った故か、自我を主張できず、一歩引いてしまう怜ではあったが、寂れゆく土産物屋を一人で切り盛りする母をいたわり、家事や店を手伝い、もう一人の母への気遣いもできる怜の優しさに惹かれた。しをんさんらしい軽妙なやり取りや男子高校生のアホっぷりにニヤニヤしながらも、自分の進むべき道に悩んだあの日の自分を思い出し、ノスタルジックな気分になった。

  • 射手座の天使あきちゃん さん

    「♪ババンバ バン バン バン… いい湯だな いい湯だな…」と能天気な歌か聞こえてきそうな温泉街で、モヤモヤとした日常を生きる高校生達の青春群像劇でした。しをんさんのエールが聞こえてきそうな優しさあふれるストーリーに思わず和みました。 今回はジェンダーフリーのディープな世界が多いしおんさんには珍しく、愛美と竜人のバカップルも花を添えておりました(笑)

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