大学生・社会人のための言語技術トレーニング

三森ゆりか

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784469213430
ISBN 10 : 4469213438
フォーマット
出版社
発行年月
2013年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
252p;21

内容詳細

グローバル社会で求められるのは世界基準の“ことば力”。対話:面接などにも役立つ、論理的な受け答えの方法。物語・要約:物語の構造を理解することで、要約や速読の力。説明:分かりやすく情報を伝達することができ、話に説得力が出る。報告:レポートや報告書などで、事実や進捗状況を的確に伝える力。記録:話し合いの経過や結果をまとめ報告する議事録が的確に書ける。クリティカル・リーディング:文章を論理的に分析し、解釈できる読解力。作文技術:論理的に構成されたパラグラフで、分かりやすい文章を書く力がつく。

目次 : 1 グローバル社会に生きるために不可欠な「言語技術」(大学生・社会人に必要な言語能力/ 世界基準の言語教育「言語技術」 ほか)/ 2 スキル・トレーニング(対話/ 物語/ 要約 ほか)/ 3 クリティカル・リーディング(絵の分析/ テクストの分析と解釈・批判―クリティカル・リーディング)/ 4 作文技術(基本技術/ パラグラフ/ 小論文)/ 5 理系のための言語技術(理系にこそ言語技術は必要/ 理系に必要な言語能力と教育の現状 ほか)

【著者紹介】
三森ゆりか : つくば言語技術教育研究所所長。東京都生まれ。上智大学外国語学部ドイツ語学科卒業。株式会社丸紅勤務後、上智大学文学部博士前期課程中退。1984〜1988年に外交官の子弟を対象とするドイツ式作文教室、1990年に「つくば言語技術教室」(現「つくば言語技術教育研究所」)を開設する。現在は同研究所の他、日本サッカー協会、日本オリンピック委員会、学校、大学、企業などでも講師を務める。平成17年度文科省読解力向上に関する検討委員会委員、平成18/19年度言語力育成協力者会議委員、平成22年度文科省コミュニケーション教育推進会議教育WG委員。平成21年より(財)ソニー教育財団評議委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 香菜子(かなこ・Kanako) さん

    大学生・社会人のための言語技術トレーニング。三森ゆりか先生の著書。言葉の力はすごい。言葉の力は偉大。だからこそ言葉を間違って使ったり言葉を誤って使ったりすると言葉の力が悪い方向に働くことだってある。言葉を間違って使ったり言葉を誤って使ったりすると誤解されたり嫌われたり人間関係トラブルを招いたり自分にとって不利益になることだってある。そうならないためには言語技術トレーニングが必要。言語技術トレーニングは大学生・社会人だけではなくてこどもたちにも必要。

  • suite さん

    「小説の読み方を、日本の学生は高校までで習ってきていない」と大学時代に翻訳の授業で担当者が言っていたのを、久しぶりに思い出した。仕事柄、パラグラフの構造は意識する方ではあると思うのだが、諸外国の中等教育レベルまでは文学の方が分析対象になり、そこで鍛えられた言語技術で大学での学問が進められるという前提条件を自分はまるで知らなかった。確かに大学に行くまで、ほとんどやったことがなかった。自分はもういい大人だが、分析して、その内容を相手に伝わるように話せるようでありたい。印象論にとどまらず、論証を挙げて具体的に。

  • ドナルド@灯れ松明の火 さん

    言語技術という新しい観点?からの方法論だが、空間認識など成程と思うものもあった。こういう指導法を日本でも採用した方が論理的な思考法が育まれるし、こういう指導法で育った外国人との議論もスムースに行くようになるだろう。

  • masabi さん

    【概要】学生、社会人を問わず必要になる言語技術を解説する。【感想】説得的な文章を書くための型を提供する。日本では大学に入ってようやく論文の書き方が視野に入るが、諸外国では小学校から文学や絵画を題材に体系だったカリキュラムに取り組む。作品を批判的に読み、独自の解釈を議論するなり論述するなりトレーニングを重ねる。自身の意見を正確に伝えるためにもこの技術が求められる。日本語が論理的でないというよりも、論理的な表現をする訓練を受けていないと捉えるのが正しい。

  • ユーユーテイン さん

    言語技術とは何か、どんなトレーニングをすればよいのかを知りたくて読んだ。欧米では、記述の種類ごとに学ぶべき事があり、それが体系的にまとめられていることに驚いた。日本にあるのは韻文の型だが、欧米にあるのは長文の構造の型だ。初めて知ったのは、パラグラフの「序論のための4文メソッド」や小論文の型、絵画の分析、説明する順序などである。所収の課題は内容の理解にとても役立つ。言語技術に習熟することで、着眼点、思考の深め方、言葉遣いに自信が持てるようになるだろう。その上に魅力的な個性や斬新なアイディアが生まれると思う。

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