ヴォーン・ウィリアムズ：交響曲第4番、シベリウス：交響曲第4番　サージェント＆BBC響

英国の名匠サージェントによる
シベリウスとヴォーン・ウィリアムズの第4交響曲

すべてBBCアーカイヴ音源よりの復刻。英国の名匠サージェント [1895-1967]がその晩年に、もっとも得意としていたシベリウスとヴォーン・ウィリアムズを振ったライヴ。いずれもスタジオ盤を残さなかったプログラムで、ヴォーン・ウィリアムズは以前にもストコフスキーによる第8番とのカップリング（BBCラジオクラシックス・廃盤）でリリースされたことがありますが、BBC響とは第1、第2そして第5交響曲、また『フィンランディア』や『トゥオネラの白鳥』をウィーン・フィルと録音したシベリウスは完全初出のため、さらに貴重です。
　英国に独自の演奏の伝統がいきづくシベリウスに、自国の大作曲家ヴォーン・ウィリアムズによるふたつの第4交響曲。作品成立と同じ時代を生きたサージェントがここで率いるのは、首席指揮者時代 [1950-1957]を通じて、亡くなるまで信頼の厚かった手兵BBC響。英国きってのすぐれた合唱指揮者としても知られた腕前は美しいハーモニーで確かめられます。（キングインターナショナル）

・ヴォーン・ウィリアムズ：交響曲第4番ヘ短調
　BBC交響楽団
　サー・マルコム・サージェント（指揮）
　録音時期：1963年8月16日（ライヴ、ステレオ）
　録音場所：ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール

・シベリウス：交響曲第4番イ短調 Op.63
　BBC交響楽団
　サー・マルコム・サージェント（指揮）
　録音時期：1965年9月2日（ライヴ、ステレオ）
　録音場所：ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール