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ユングの神経症概念

ヴォルフガング・ギーゲリッヒ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784422117638
ISBN 10 : 4422117637
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

心の病を、心の側から理解する。治療的な心理学の先駆者たちの中で、C・G・ユングだけは当時の因果論モデルや医学モデルへの囚われから自由だった。ユングの神経症概念を手がかりに、心理学のあり方を根本から問い直し、心の病への新たな視点を提示する。心理学の理論と実践を結ぶギーゲリッヒの重要著作、待望の邦訳。

目次 : 導入/ C.G.ユングの事故後神経症という物語に埋め込まれた神経症概念(神経症のもう一つの起源―自由な創造/ 原理的なこと/ 目的性の観点/ 論理的な接収と転倒/ 転倒した視点の倫理的・治療的・理論的意味/ 神経症のアクチュアルな葛藤という理論/ 忘却された制作という作品/ 神経症の二つの真実/ 見通すこと、手口に乗ること/ 手口に乗ることの止揚 ほか)

【著者紹介】
ヴォルフガング・ギーゲリッヒ : 1942年生まれ。ベルリン在住。米国ニュージャージー州立大学でドイツ文学の教鞭を執った後、その職を辞してユング派分析家に転身した。故ジェイムズ・ヒルマンとともに元型的心理学の旗手とされ、その流れを汲むドイツ語の学術誌Gorgo(1978‐)を創刊している。また、スイスのマッジョーレ湖畔アスコナ近郊で行われていたエラノス会議において繰り返し演者を務めるとともに、世界のさまざまな国や地域で講義や講演を行い、200以上の著作や論文が日本語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語など数多くの言語に翻訳されている。当初はドイツ語での執筆を主としていたが、2000年代に入り英語での執筆を中心とするようになる

河合俊雄 : 1957年生まれ。京都大学大学院教育学研究科修士課程修了。Ph.D.(チューリッヒ大学)。ユング派分析家、公認心理師、臨床心理士。現在、京都大学こころの未来研究センター教授・センター長。専門は臨床心理学

猪股剛 : 1969年生まれ。ユング派分析家、公認心理師、臨床心理士。精神科や学校臨床において実践に携わるとともに、現代の深層や、表現やパフォーマンスの精神性を思索することを専門としている。現在、帝塚山学院大学准教授

北口雄一 : 1970年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得満期退学。ユング派分析家、公認心理師、臨床心理士。現在、北口分析プラクシスにて私設心理相談(個人開業)を行っている

小木曽由佳 : 1983年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。公認心理師、臨床心理士。現在、同志社大学ウェルビーイング研究センター研究員。専門は臨床心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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