CD 輸入盤

トスカニーニ・ヴェルディ録音集(12CD)

ヴェルディ(1813-1901)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
82876678932
組み枚数
:
12
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
ボックスコレクション,輸入盤

商品説明

トスカニーニ・ヴェルディ録音集

トスカニーニがRCAに録音したヴェルディの名演奏をBOX化! 現在廃盤となっているものがほとんどなだけに、うれしいBOX!
 トスカニーニと言えば、一見無愛想さを装いつつも、実は今にも爆発しそうなエネルギーを極限まで溜め込んで放出する指揮者として知られています。そんな彼の資質にぴったり合うのがヴェルディの音楽。このBOXではそんなトスカニーニの演奏をたっぷり楽しむことが出来るのです。中でもとりわけ有名なのが『レクイエム』で、51年カーネギー・ホールでのライヴ録音。トスカニーニの秘蔵っ子、ネッリ(彼女はこの翌年、本格的オペラデビューを果たす)を始め、バルビエーリ、ディ・ステファノ、シエピと言った当代随一の歌手を起用した熱のこもった演奏で、『これでもか』とばかりに突き進む迫力ある音楽。これこそがトスカニーニを聴く醍醐味といえましょう。
 なお、今回の発売にあたっては、今まで発売された状態の良い高音質リマスター・テープから再24bit/96kリマスターを行っております。

・歌劇『椿姫』全曲
 (1946年NY NBCスタジオでの録音)
・歌劇『十字軍のロンバルディア人』〜『第3幕〜序奏/三重唱『ここに体を休めよ』
 (1943年NY NBCスタジオでの録音)
・歌劇『リゴレット』より第3幕
 (1944年NY マジソン・スクエア・ガーデンでの録音)
・歌劇『ナブッコ』より『行けわが思いよ,黄金の翼に乗って』
 (1943年NY NBCスタジオでの録音)
・歌劇『仮面舞踏会』全曲
 (1954年 カーネギー・ホールでの録音)
・歌劇『ルイザミラー』より『序曲』と『穏やかな夜には』より
 (1943年NY NBCスタジオでの録音)
・歌劇『シチリア島の夕べの祈り』序曲 
 (1942年NY NBCスタジオでの録音)
・歌劇『運命の力』序曲 
 (1952年カーネギー・ホールでの録音)
・歌劇『アイーダ』全曲 
 (1949年NY NBCスタジオでの録音)
・歌劇『オテロ』全曲 
 (1947年NY NBCスタジオでの録音)
・歌劇『ファルスタッフ』全曲
 (1950年NY NBCスタジオでの録音)
・『レクィエム』全曲と『テ・デウム』 
 (1951年カーネギー・ホールでの録音)

 NBC交響楽団、ほか
 アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. La traviata
  • 02. La traviata
  • 03. La traviata
  • 04. La traviata
  • 05. La traviata
  • 06. La traviata
  • 07. La traviata
  • 08. La traviata
  • 09. La traviata
  • 10. La traviata
  • 11. La traviata
  • 12. La traviata
  • 13. La traviata
  • 14. La traviata
  • 15. La traviata
  • 16. La traviata
  • 17. La traviata
  • 18. La traviata
  • 19. La traviata
  • 20. La traviata
  • 21. La traviata
  • 22. La traviata
  • 23. La traviata
  • 24. La traviata
  • 25. La traviata
  • 26. La traviata
  • 27. La traviata
  • 28. La traviata

ディスク   2

  • 01. La traviata
  • 02. La traviata
  • 03. La traviata
  • 04. La traviata
  • 05. La traviata
  • 06. La traviata
  • 07. La traviata
  • 08. La traviata
  • 09. La traviata
  • 10. La traviata
  • 11. La traviata
  • 12. La traviata
  • 13. I lombardi: Qual volutta trascorrere
  • 14. I lombardi: Qual volutta trascorrere
  • 15. Rigoletto: Act 3
  • 16. Rigoletto: Act 3
  • 17. Rigoletto: Act 3
  • 18. Rigoletto: Act 3
  • 19. Rigoletto: Act 3
  • 20. Rigoletto: Act 3
  • 21. Rigoletto: Act 3
  • 22. Rigoletto: Act 3
  • 23. Rigoletto: Act 3
  • 24. Rigoletto: Act 3
  • 25. Nabucco: Va, pensiero

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総合評価

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このボックスのおかげ、元々好きだったトス...

投稿日:2022/09/04 (日)

このボックスのおかげ、元々好きだったトスカニーニに対する評価もヴェルディに対する評価も、さらに大きくアップしました。ベートーヴェンやブラームスだけ聴いててもトスカニーニのすごさはわからなかったし、カラヤンやアバドのCDではヴェルディの魅力は見えていませんでした。音楽に漲る気迫、威厳が圧倒的なのです。響きが硬いイメージがあったNBC響のサウンドも躍動感にあふれ、見事の一語です。

座頭 さん | 兵庫県 | 不明

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改めてまとめて聞くと、トスカニーニのヴェ...

投稿日:2014/09/04 (木)

改めてまとめて聞くと、トスカニーニのヴェルディというのは特別な演奏であって、それがなかったら私たちのヴェルディの理解も随分違ってしまっただろう、と思わないではおれない。「椿姫」の前奏曲の最初から、優雅で感傷的でサロン的なイメージをブチ壊すような、ざらざらした粗い音色と噛み付くようなアタックで、とびきり腰の強いカンタービレが聞ける。今日に至るまで、このようなヴェルディを演奏する人は他にいないが故に、貴重この上ない。この指揮者にとっては、「椿姫」も「アイーダ」も基本的なアプローチは全く変らない。かよわいヴィオレッタには無慈悲なくらいの強烈な演奏だが、確かに彼女はそのような運命に苛まれるのだから、間違ってはいないのです。「仮面舞踏会」の二幕の前奏曲で聞ける、触れば切れそうな強靭さをもったカンタービレ!その後のアメリアとリッカルドの、ある意味「トリスタン」の二幕の二重唱のイタリア版ともいうべき、二重唱の激情的なこと!これで主役の二人がもそっと良かったら(メリルは素晴らしい!)。「アイーダ」の裁判の場の、凱旋の場と好対照をなす、比類なく暗い影の壮大さ(これも主役二人は頼りないが、アムネリスのグスタフソンは悪くない)!「オテロ」ももちろん誰一人否定する人がいない名演だが、実を言うと、同じ8Hスタジオなのにこれが一番残響がなく、音そのものは「椿姫」や「アイーダ」より明確でも、オケも声も音像が拡がっていかないところがやや残念。ヴィナイやヴァルデンゴの巧みさは分かっても、迫力を堪能するにはイマイチ(Guild盤とか蔵盤は違うのだろうか?でもこのアルバム全部より高いものね)。その点で、このアルバム中の最高のものは「ファルスタッフ」だろう。一番新しいわけではないが音もこれが一番で、歌手も素晴らしい。ヴァルデンゴのタイトルロールは言うまでもなく、他の役では何で彼女がトスカニーニのお気に入りだったのか首を傾げるネッリのアリーチェまでチャーミングな名唱なのは不思議。一発かます迫力の冒頭から、活気にあふれる最後のフーガまで一気呵成の名人芸だ。そして「レクイエム」はミケランジェロのシスチナの壁画に比すべき作品だが、この特質をトスカニーニくらい明らかにしてみせた演奏はない。それは「怒りの日」の阿鼻叫喚だけではない。声楽陣も間然とすることはなく、ネッリも不満はないし、バルビエーリも、まだ数年後のカラスとの吹き込みのようには、声を失っていない。ステファノは少し甘く現世的すぎるが、タッカーやピアースとはやはりモノが違う声だ。そして何と言ってもシェピの素晴らしいバス!でも、主役は最後まで疲れを一切知らないトスカニーニだ。「テデウム」は、音も含めると、ひょっとしたら「ファルスタッフ」と並ぶトスカニーニ最高の演奏かもしれない。Sanctus, Sanctus, Sanctusと合唱がフォルティッシモで連呼する箇所は文字通り鳥肌物です(フルトヴェングラーの第九のあのvor Gott!のフェルマータに匹敵するといったら言い過ぎだろうか?)。

mari夫 さん | 東京都 | 不明

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 トスカニーニというひとを理解するのにベ...

投稿日:2008/09/27 (土)

 トスカニーニというひとを理解するのにベートーヴェンの管弦楽を聴くより、わたしは、レスピギーやドビュッシーを聴いたほうがよいとこのごろ思うようになった。  このセットはわたしは古いセットを持っている。しかし、どのセットであっても、この録音にある音楽の豊穣さ、燃え上がるようなテンペラメント、譜面が意識を持って動いているような演奏、どれもトスカニーニにしかできない演奏であり、ぜひ、諸氏に聴いてほしい。

Tama さん | Vancouver | 不明

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人物・団体紹介

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ヴェルディ(1813-1901)

1813年10月10日、ジュゼッペ・フォルトゥニオ・フランチェスコ・ヴェルディは、カルロ・ヴェルディの10番目の子供として、ブッセート近郊レ・ロンコーレに誕生。この頃は政情が不安で、翌年1月には同地にロシア軍が侵攻しています。生家は旅館兼居酒屋を営み、宿泊客の旅芸人の音楽に幼少から惹かれていたとのこと。1821年、父親からスピネットを買ってもらい、やがてピエトロ・バイストロッキにオルガンの奏法も習

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