(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)
ヴェルディ・オペラ・ボックス(16CD)
ショルティ&ウィーン・フィル、ほか
『アイーダ』『仮面舞踏会』『ドン・カルロ』『ファルスタッフ』『オテロ』『シモン・ボッカネグラ』『椿姫』&ボーナス・ディスク
ショルティ生誕100年を記念した特別企画。ショルティがデッカに残したヴェルディ・オペラのの全曲音源と、合唱曲を収録した録音が聴けるボーナス・ディスクを収めたお買得なボックスセットです。
トラック・リストと欧文あらすじ、レアな写真を掲載したブックレットのほか、イタリア語歌詞、英訳、欧文解説等を収めたCD-ROMが付属します。
【ショルティのヴェルディ】
若い頃からオペラの指揮をおこなっていたショルティは、独墺系だけでなく、イタリア・オペラも得意とし、特にヴェルディには力を入れて早い時期からレコーディングをおこなっていました。
ショルティのヴェルディの特徴は、通常なら軽く流してしまうような部分も大切にし、たとえばピツィカートなども一切おろそかにせずに明晰に響かせるというものです。その結果、感情表現にまかせたような雰囲気は希薄になりますが、代わりにヴェルディの書いたオケ・パートの細部まで耳にすることができるため、『ドン・カルロ』や『オテロ』『シモン・ボッカネグラ』のような、オケまで手の込んだ作品での感銘の深さは圧倒的なものがあります。(HMV)
【収録情報】
・歌劇『アイーダ』全曲
レオンティーン・プライス(ソプラノ:アイーダ)
ジョン・ヴィッカーズ(テノール:ラダメス)
リタ・ゴール(メゾ・ソプラノ:アムネリス)
ロバート・メリル(バリトン:アモナズロ)
ジョルジオ・トッツィ(バス:ランフィス)、他
ローマ歌劇場管弦楽団&合唱団
録音時期:1961年
録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
・歌劇『仮面舞踏会』全曲
ビルギット・ニルソン(ソプラノ:アメリア)
カルロ・ベルゴンツィ(テノール:リッカルド)
コーネル・マックニール(バリトン:レナート)
ジュリエッタ・シミオナート(メゾ・ソプラノ:ウルリカ)
シルヴィア・スタールマン(ソプラノ:オスカル)
トム・クラウセ(バリトン)
フェルナンド・コレナ(バス)
リベロ・アルバーチェ(バス)
ピエロ・デ・パルマ(テノール)
ヴィットリア・パンダーノ(テノール)、他
ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団&合唱団
録音時期:1960〜1961年
録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
・歌劇『ドン・カルロ』全曲
カルロ・ベルゴンツィ(テノール:ドン・カルロ)
レナータ・テバルディ(ソプラノ:エリザベッタ)
ニコライ・ギャウロフ(バス:フィリッポ2世)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン:ロドリーゴ)
グレース・バンブリー(アルト:エボリ公女)、他
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
録音時期:1965年
録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
・歌劇『ファルスタッフ』全曲
ジェレイント・エヴァンス(バリトン:ファルスタッフ)
ロバート・メリル(バリトン:フォード)
イルヴァ・リガブエ(ソプラノ:アリーチェ)
ミレッラ・フレーニ(ソプラノ:ナンネッタ)
ジュリエッタ・シミオナート(メゾ・ソプラノ:クイックリー夫人)
ロザリンド・エリアス(メゾ・ソプラノ:メグ・ペイジ)
アルフレード・クラウス(テノール:フェントン)
ジョン・ラニガン(テノール)
ピエロ・デ・パルマ(テノール)
ジョヴァンニ・フォイアーニ(バス)、他
RCAイタリア・オペラ管弦楽団&合唱団
録音時期:1963年
録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
・歌劇『オテロ』全曲
カルロ・コッスッタ(テノール:オテロ)
マーガレット・プライス(ソプラノ:デズデーモナ)
ガブリエル・バキエ(バリトン:ヤーゴ)
ペテル・ドヴォルスキー(テノール:カッシオ)
クルト・モル(バス:ロドヴィーコ)
ジャーヌ・ベルビエ(メゾ・ソプラノ:エミーリア)
クルト・エクヴィルツ(テノール:ロデリーゴ)
スタッフォード・ディーン(バリトン)
ハンス・ヘルム(バス)、他
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン少年合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音時期:1977年
録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
・歌劇『シモン・ボッカネグラ』全曲
レオ・ヌッチ(バリトン:シモン・ボッカネグラ)
パータ・ブルチュラーゼ(バス:フィエスコ)
キリ・テ・カナワ(ソプラノ:アメーリア)
ジャコモ・アラガル(テノール:アドルノ)
パオロ・コーニ(バリトン:パオロ)、他
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
録音時期:1988年
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
・歌劇『椿姫』全曲
アンジェラ・ゲオルギュー(ソプラノ:ヴィオレッタ)
フランク・ロパード(テノール:アルフレード)
レオ・ヌッチ(バリトン:ジョルジョ・ジェルモン)
リー=マリアン・ジョーンズ(メゾ・ソプラノ)
ジリアン・ナイト(メゾ・ソプラノ)、他
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
録音時期:1994年
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
【ボーナス・ディスク』
・オペラ合唱曲集
『ナブッコ』〜祭りの晴れ着がもみくちゃに
『ナブッコ』〜行け、わが思いよ、金色の翼に乗って
『十字軍のロンバルディア人』〜エルサレム!
『十字軍のロンバルディア人』〜おお、主よ、ふるさとの家々を
『マクベス』〜さかりのついた雌猫が
『マクベス』〜虐げられた祖国よ!
『群盗』〜略奪、暴行、放火、殺人
『リゴレット』〜静かに、静かに
『トロヴァトーレ』〜朝の光がさしてきた
『トロヴァトーレ』〜ラッパの響きに
『椿姫』〜私たちはジプシー娘
『椿姫』〜マドリードの闘牛士の我々は
『仮面舞踏会』〜美しく安らかな
『ドン・カルロ』〜ここに明けた、輝かしき喜びの日が
『アイーダ』〜エジプトとイシスの神に栄光あれ
『アイーダ』〜凱旋行進曲
『アイーダ』〜戦いに勝った将軍よ、前に出よ
『オテロ』〜喜びの炎よ
レクィエム〜サンクトゥス
シカゴ・シンフォニー・コーラス
マーガレット・ヒリス(合唱指揮)
シカゴ交響楽団
録音時期:1989年
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
ゲオルク・ショルティ(指揮)
1813年10月10日、ジュゼッペ・フォルトゥニオ・フランチェスコ・ヴェルディは、カルロ・ヴェルディの10番目の子供として、ブッセート近郊レ・ロンコーレに誕生。この頃は政情が不安で、翌年1月には同地にロシア軍が侵攻しています。生家は旅館兼居酒屋を営み、宿泊客の旅芸人の音楽に幼少から惹かれていたとのこと。1821年、父親からスピネットを買ってもらい、やがてピエトロ・バイストロッキにオルガンの奏法も習
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