DVD 輸入盤

『ドン・カルロ』全曲 ヴィスコンティ原演出、ハイティンク&コヴェントガーデン王立歌劇場、リマ、コトルバス、ザンカナーロ、他(1985 ステレオ)(日本語字幕付)

ヴェルディ(1813-1901)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OA1340D
組み枚数
:
1
レーベル
:
画面サイズ
:
通常
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
輸入盤

商品説明


コヴェント・ガーデン 1985/ヴェルディ:『ドン・カルロ』

スペインの王子ドン・カルロ。彼の婚約者でアンリ2世の娘エリザベッタが、政治的な理由でカルロの父親フィリッポ2世と結婚することとなったことで様々な軋轢が生じます。そこに、ドン・カルロに恋するエボリ公女の嫉妬と復讐、王の臣下でありカルロのよき理解者ロドリーゴ侯爵との友情、宗教裁判長の思惑がからみ、物語は緊迫感を高めていきます。
 この1985年にコヴェント・ガーデンで収録された映像は、なんといっても20世紀を代表する映画監督のひとり、ルキノ・ヴィスコンティの美しい美術に注目。近年ではほとんど見なくなった重厚かつ美しい衣装や装置は、一見の価値があります。当時最高の歌手たちによるドラマも見どころ。若々しく張りのある声を持つルイス・リマが演じるドン・カルロと、名歌手イレアナ・コトルバスの許されぬ恋の行方、ドン・カルロとともに祖国への思いを歌うロドリーゴ役のザンカナーロの強靭な歌声、ロバート・ロイドが歌うフィリッポ2世の堂々たる歌など見どころは数多く、全体をまとめるハイティンクのきびきびとした音楽作りもきわめて魅力的です。(輸入元情報)

【収録情報】
● ヴェルディ:歌劇『ドン・カルロ』5幕イタリア語版 全曲


 フィリッポ2世…ロバート・ロイド(バス)
 ドン・カルロ…ルイス・リマ(テノール)
 ロドリーゴ…ジョルジョ・ザンカナーロ(バリトン)
 エリザベッタ…イレアナ・コトルバス(ソプラノ)
 エボリ公女…ブルーナ・バリオーニ(メゾ・ソプラノ)
 宗教裁判長…ジョゼフ・ルロー(バス)
 修道士…マシュー・ベスト(バス)
 テバルド…パトリシア・パーカー(ソプラノ)
 レルマ伯爵…ジョン・ドブソン(テノール)
 国王の使者…アラン・ジョーンズ(テノール)
 天からの声…ローラ・ビアジョーニ(ソプラノ)
 アレンベルク伯爵夫人…ロメイン・グリゴローヴァ(黙役)
 コヴェント・ガーデン王立歌劇場合唱団(合唱指揮:ピーター・ビュリアン)
 コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
 ベルナルド・ハイティンク(指揮)

 原演出、舞台美術&衣装:ルキノ・ヴィスコンティ
 再演演出:クリストファー・レンショー
 照明:ビル・マギー

 収録時期:1985年4月
 収録場所:ロンドン、コヴェント・ガーデン、ロイヤル・オペラ・ハウス(ライヴ)

 収録時間:204分
 画面:カラー、4:3
 音声:PCMステレオ
 字幕:日本語・イタリア語・英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・ポルトガル語
 NTSC
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総合評価

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リマはたしかに弱弱しいカルロだが、カルロ...

投稿日:2008/11/04 (火)

リマはたしかに弱弱しいカルロだが、カルロそのものが弱弱しいキャラなので私はかえってこちらのカルロが好きだ。パバロッティの恰幅の良い髭ズラカルロを観ると(これはカルロではない!)と言いたくなる。それにしてもこの舞台5幕版でハイティンクの指揮も素晴らしく申し分ないが、204分という長時間をむりやり1枚に収めてるため、画質は最悪、音質も良くない。ヴィスコンティの美しかっただろう舞台も映像に表れていない。多少高くても2枚組で発売して欲しかった。よって演奏は最高だが商品としては最高を付けられない。残念!

マラ3マニア さん | 東京西麻布 | 不明

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ヴィスコンティの原演出だというが、取り立...

投稿日:2008/08/02 (土)

ヴィスコンティの原演出だというが、取り立てて言うほど優れた舞台とは思えない。リマという歌手は初めて聴いたが、やや線が細い。この曲は3大テノールの映像が残されているせいか、それと比べてしまうからか。演技もいかにも弱弱しいカルロで、いくら何でも、もう少しキリッとしたところもあってよいのでは?。歌では、ザンカナロが立派で、コトルバシュも良い。ロイドは視覚的には最高のフィリッポだが。バリオーニもあまり巧いとは言えない。「ドン・カルロ」の映像は多いだけに、それに埋もれてしまう感じだ。全体的には水準点どまり。

ito さん | 横浜 | 不明

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(つづきです。) やかさに欠ける。「呪わ...

投稿日:2006/09/06 (水)

(つづきです。) やかさに欠ける。「呪われし美貌」では、「ヴェールの歌」のような音程の不安定さは気にならなかった。バルツァが歌ってくれれば、文句なしだったろう・・・。ハイティンクが指揮するコヴェントガーデンのオケ&コーラスはスカラ座のようには行かないものの及第点。

tristan_klingsor さん | 京都 | 不明

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ヴェルディ(1813-1901)

1813年10月10日、ジュゼッペ・フォルトゥニオ・フランチェスコ・ヴェルディは、カルロ・ヴェルディの10番目の子供として、ブッセート近郊レ・ロンコーレに誕生。この頃は政情が不安で、翌年1月には同地にロシア軍が侵攻しています。生家は旅館兼居酒屋を営み、宿泊客の旅芸人の音楽に幼少から惹かれていたとのこと。1821年、父親からスピネットを買ってもらい、やがてピエトロ・バイストロッキにオルガンの奏法も習

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