CD 輸入盤

『オベルト』全曲 ホーフシュテッター&ギーセン州立劇場、A.ジャンス、マッツッリ、他(2012 ステレオ)(2CD)

ヴェルディ(1813-1901)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OC959
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ヴェルディ:『オベルト』(2CD)
ホーフシュテッター&ギーセン州立劇場


ヴェルディ最初のオペラである『オベルト』は1839年11月17日にミラノ・スカラ座で初演され、好評を得てすぐに再演されたにも拘わらず、ヴェルディ自身は満足せず、50年後に蘇演の機会があった際にも強硬に反対して話を潰していたほどです。原因はストーリーが不道徳だったからなのかもしれませんが、音楽は初期ヴェルディらしい聴きやすいものです。
 主人公は老伯爵のオベルト。伯爵は、愛娘レオノーラをもて遊んで捨てた男リッカルドが、別な女クニーザと結婚するときかされて決闘に臨むものの、結局、リッカルドに殺されてしまい、リッカルドはそのクニーザとの結婚を諦め、国を出るという筋書きです。
 20代半ばのヴェルディがこの作品を書いたのは、まだシューマンが交響曲第1番も書いていなかった時代で、ピリオド・アプローチにも説得力があると思われるだけに、ホーフシュテッターの指揮には期待のもてるところでもあります。

【古楽指揮者ホーフシュテッター】
1963年生まれのドイツの指揮者、ミヒャエル・ホーフシュテッターは、古楽領域での活動がメインですが、ドルトムントやヒューストンでは、ワーグナーのトリスタンやベルリオーズのベアトリスからオペレッタまでさまざまなオペラを指揮して高い評価を獲得、「ロベルト・シュトルツ・メダル」「ホルスト・シュタイン賞」を授与されてもいます。
 近年、シュトゥットガルト近郊で開催されるルートヴィヒスブルク城音楽祭では、ホーフシュテッターは音楽監督を務め、バロックや古典派の大作をとりあげてもきましたが、2009年にはヴェルディの『トロヴァトーレ』という思い切ったレパートリー選択で話題となった上演をCD化して話題となっていました。(HMV)

【収録情報】
・ヴェルディ:歌劇『オベルト』全曲

 サン・ボニファーチョ伯爵オベルト:エイドリアン・ジャンス(バス)
 レオノーラ(オベルトの娘):フランチェスカ・ロンバルディ・マッツッリ(ソプラノ)
 サリングエルラ伯爵リッカルド:ノーマン・ラインハルト(テノール)
 クニーツァ(リッカルドの婚約者):マヌエラ・カスター(メゾ・ソプラノ)
 イメルダ(クニーツァの侍女):ナロア・インチャウスティ(メゾ・ソプラノ)、他
 ギーセン州立劇場合唱団(合唱指揮:ヤン・ホフマン)
 ギーセン州立劇場フィルハーモニー管弦楽団
 ミヒャエル・ホーフシュテッター(指揮)

 録音時期:2012年12月
 録音場所:ギーセン州立劇場
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

内容詳細

ギーセン州立歌劇場におけるコンサート形式のライヴ。意気衝天の演奏からはヴェルディが処女作から劇的力強さを備えていたことを窺える。クニーツァを歌うカスターが巧みな歌唱で存在感を示すほか、リッカルド役のラインハルトも高いロを響かせ健闘する。(彦)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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1813年10月10日、ジュゼッペ・フォルトゥニオ・フランチェスコ・ヴェルディは、カルロ・ヴェルディの10番目の子供として、ブッセート近郊レ・ロンコーレに誕生。この頃は政情が不安で、翌年1月には同地にロシア軍が侵攻しています。生家は旅館兼居酒屋を営み、宿泊客の旅芸人の音楽に幼少から惹かれていたとのこと。1821年、父親からスピネットを買ってもらい、やがてピエトロ・バイストロッキにオルガンの奏法も習

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