Blu-ray Disc 輸入盤

『アッティラ』全曲 マエストリーニ演出、バッティストーニ&パルマ・レッジョ劇場、パローディ、デ・ビアージョ、他(2010 ステレオ)(日本語字幕付)

ヴェルディ(1813-1901)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
721704
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
Blu-ray Disc
その他
:
輸入盤

商品説明

ブッセートの小さな劇場が沸きに沸いた!
若手が中心となった熱気一杯の『アッティラ』!

日本語字幕付き

ヴェルディの『アッティラ』は、1846年3月にヴェネツィアで初演されたオペラ。1840年代後半のヴェルディのオペラでは、『マクベス』、『ルイーザ・ミラー』に次いで人気の高い作品です。アッティラは5世紀前半のフン族の王で、強力な軍勢で周辺地域を恐怖に陥れたことで知られています。そのアッティラはバスに当てられおり、歴代の名バスが歌っています。
 今回発売されるのは、2010年10月のヴェルディ・フェスティヴァルでの上演を収録したもの。しかしパルマのレッジョ劇場ではなく、ヴェルディの故郷ロンコレに近い小都市ブッセートのヴェルディ劇場で上演されたもの。座席数およそ300という小さな劇場ですので、そこでヴェルディを上演すれば物凄い迫力になるのは当然。この劇場で若い歌手たちが伸び伸びと歌っています。
 タイトルロールのジョヴァンニ・バッティスタ・パローディは、1976年、ジェノヴァ生まれの若いイタリアのバス。スカラ座の研修所出身で、ここ10年ほどで大きく活躍の場を広げた歌手です。2007年のヴェルディ・フェスティヴァルでの『オベルト』のタイトルロールで成功を収めて、ここでの抜擢となりました。オダベッラのスザンナ・ブランキーニは、ローマ生まれのソプラノ。アイーダやトスカなど、ドラマティックなソプラノ役を得意としています。2007年のパレルモ・マッシモ劇場日本公演でのレオンカヴァッロ『道化師』でネッダを歌って、若くて上手いソプラノがいると評判になっていました。エツィオのセバスティアン・カターナは、ルーマニア北西部のクルジュ生まれのバリトン。ここ数年欧米で大活躍しているバリトンで、ことにヴェルディのバリトン役を得意にしています。フォレストのロベルト・デ・ビアージョは、シチリア生まれのテノール。既に国際的に活躍するテノールで、2011年にはメトロポリタン歌劇場でヴェルディの『シモン・ボッカネグラ』のガブリエーレを歌い成功、2012年2月には『エルナーニ』のタイトルロールを歌っています。指揮のアンドレア・バッティストーニは、2012年2月の二期会公演の『ナブッコ』で大評判となったのがまだ記憶に新しいところ。1987年、ヴェローナ生まれですから、公演時はまだ20代前半。驚くべき逸材です。
 ピエルフランチェスコ・マエストリーニは、伝統的な舞台作りを基本としつつ、色使いに独特のこだわりを見せています。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・ヴェルディ:歌劇『アッティラ』全曲

 ジョヴァンニ・バッティスタ・パローディ(Bs アッティラ)
 スザンナ・ブランキーニ(S オダベッラ)
 セバスティアン・カターナ(Br エツィオ)
 ロベルト・デ・ビアージョ(T フォレスト)
 クリスティアーノ・クレモニーニ(T ウルディーノ)
 ジアン・アトフェ(Bs レオーネ)、他
 パルマ・レッジョ劇場管弦楽団&合唱団
 アンドレア・バッティストーニ(指揮)

 演出:ピエルフランチェスコ・マエストリーニ
 装置、衣装:カルロ・サーヴィ
 照明:ブルーノ・チュッリ

 収録時期:2010年10月
 収録場所:ブッセート、ヴェルディ劇場(ライヴ)

 Bonus: 10 minute introduction to the opera

 収録時間:128分(本編118分)
 画面:カラー、16:9、HD
 音声:DTS-HD MA 5.1 / PCM 2.0
 字幕:伊英独仏西中韓日
 Region All

 ブルーレイディスク対応機器で再生できます。

ユーザーレビュー

総合評価

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なかなか演奏の機会が無い、ヴェルディ前期...

投稿日:2013/01/22 (火)

なかなか演奏の機会が無い、ヴェルディ前期の熱血オペラ。これまで録音も少ないなりに、ムーティ、シノーポリ、ガルデッリと名盤が存在するので、ついつい比較してしまうのだが、バッティストーニのガッシリと筋肉質でリズム感と歌心に満ちた指揮は、上記のマエストロにも決してひけをとらない見事な出来と思う。(B氏のおかげですっかり迷走気味のスカラ座を立て直してくれないものか・・・) 歌手ではパローディとブランキーニが良いと思うし、他も若手主体ながら不足なところは無いと感じた。敢えて言えばエツィオのカターナだが、カプッチッリ、ザンカナロ辺りと比べてしまうのは流石に酷だろうか。 演出は「伝統的」というより、財政上の問題じゃないかと思うが背景がスクリーンに映し出される映像のみというのは、寂しい気がする。場面転換の多い作品だけに、慣れれば音楽の邪魔にならないし悪くないかもしれないが。衣装はなかなか手がかかっているし、幾分やりすぎな気がしないでもないメイクも役柄の個性を出していると言ってよさそうだ。 映像は暗い場面が多いなりに綺麗、音響も小劇場のデッドな雰囲気をよく再現してくれていると思う。「アッティラ」の新たな名盤・名演に数えられるべき映像作品の登場を喜びたい。

天然芝 さん | 秋田県 | 不明

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人物・団体紹介

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ヴェルディ(1813-1901)

1813年10月10日、ジュゼッペ・フォルトゥニオ・フランチェスコ・ヴェルディは、カルロ・ヴェルディの10番目の子供として、ブッセート近郊レ・ロンコーレに誕生。この頃は政情が不安で、翌年1月には同地にロシア軍が侵攻しています。生家は旅館兼居酒屋を営み、宿泊客の旅芸人の音楽に幼少から惹かれていたとのこと。1821年、父親からスピネットを買ってもらい、やがてピエトロ・バイストロッキにオルガンの奏法も習

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