CD 輸入盤

フルート、ヴァイオリン、ファゴット協奏曲集 アレッサンドロ・チッコリーニ、コンパーニャ・デ・ヴィオリーニ、他

ヴィヴァルディ(1678-1741)

価格(税込)
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レギュラーステージ

発売日
2026年04月30日

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BRL97321
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Holland
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


実績あるアレッサンドロ・チッコリーニによる復元協奏曲集

ヴィヴァルディ:フルート、ヴァイオリン、ファゴット協奏曲集
アレッサンドロ・チッコリーニ、コンパニア・デ・ヴィオリーニ、他

 概要

◆楽譜の一部が欠落、あるいは草稿段階で止まっていたヴィヴァルディの協奏曲を、バロック音楽の専門家アレッサンドロ・チッコリーニがスタイリッシュに復元・補筆した「世界初録音」を含むアルバム。
◆音楽学的価値:「失われたヴィヴァルディ」の断片を蘇らせたチッコリーニの功績に対する高い評価。単なる学術的復元に留まらず、ヴィヴァルディの「生命力」を吹き込んだ音楽的な質の高さ。
◆演奏技術:ロッシのフルートの流麗な装飾、グラツィアディオのファゴッティーノ(小型ファゴット)による卓越した超絶技巧。特にRV 482における技巧と表現力は凄いものがあります。
【収録作品】
◆収録作品は、いずれも「RV(リオム番号)」を持ちながらも、従来の録音ではあまり顧みられなかった希少な協奏曲と断片です。作品の多くは、ヴィヴァルディの自筆譜の一部のパートや楽章が欠落していたもの。
◆ベーレンライター社やブージー&ホークス社から出版されるヴィヴァルディ校訂版を手掛けるアレッサンドロ・チッコリーニが、ヴィヴァルディ特有の語法や当時の様式を用いて、音楽的に違和感のない形に再構成。
【演奏者】
◆イタリア古楽界の実力派たちが集結。
◆アレッサンドロ・チッコリーニ(ヴァイオリン・指揮・復元):イタリアのヴァイオリン奏者・音楽学者。ヴィヴァルディ研究の第一人者であり、アラン・カーティス指揮によるヴィヴァルディのオペラ復元などで国際的な評価を獲得。
◆トンマーゾ・ロッシ(フルート/リコーダー):ナポリを拠点に活動する名手。「アレッサンドロ・スカルラッティ協会」の芸術監督を務め、ナポリ音楽院教授。バロックから現代音楽まで幅広く演奏。
◆ジョヴァンニ・バッティスタ・グラツィアディオ(小型ファゴット):バーゼル・スコラ・カントルムで学び、歴史的管楽器の研究者としても活動。「ファゴッティーノ(小型ファゴット)」の専門家。
◆コンパニア・デ・ヴィオリーニ:アレッサンドロ・チッコリーニによって設立されたピリオド楽器アンサンブル。精緻なアンサンブルと熱量の高い演奏が特徴。

【録音】
◆2023年8月30日から9月2日にかけて、イタリア北部、ロンバルディア州クレモナ県、カサルマッジョーレ市立劇場で収録。

【製品仕様】
◆ケースは10mm厚のポリスチレン製(ジュエルケース)。付属ブックレット (英語・12ページ)には、演奏のアレッサンドロ・チッコリーニによる詳細な解説などが掲載。EU製で、ディスクはメジャー・レーベルでもおなじみの独オプティマル・メディアが製造。



 ブックレットより抄訳

ヴィヴァルディは膨大な作品群を残しました。幸運にも完全な形で現存する数百に及ぶ作品の中には、独奏楽器のための協奏曲(ヴァイオリンのためのものが約250曲)をはじめ、さまざまな楽器編成のための作品、ソナタ、オペラ、そして宗教曲が含まれています。
  この膨大な資料の集積は、18世紀のヨーロッパですでに驚嘆の的となっていた激しくも華々しい創造的才能の唯一無二かつ驚くべき証しとして存在しています。それは多くの同時代の作曲家たち、とりわけヨハン・ゼバスティアン・バッハに影響を与え模範となりました。
  この広範な作品群の少なからぬ部分は、ヴィヴァルディ自身の作品の改作、つまり、さまざまな状況下で演奏者が確実に成功と高い評価を得られるような音楽を提供するためにヴィヴァルディ自身作成したと思われる別ヴァージョンで構成されています。ヴィヴァルディが改作にあたって元々どのヴァージョンをモデルとして使用したのかが必ずしも明らかではありませんが、これらの楽曲は以下のグループに分類することができます。

1. 特定の独奏楽器のために書かれ、後に別の楽器のために改作された器楽作品
(例:オーボエのための協奏曲 RV448およびRV450、あるいはRV457と、ファゴットのためのRV470およびRV471、あるいはRV485)。
2. 声楽曲(オペラや宗教曲)と器楽曲との間における、音楽素材の対応や交換
(例:オペラ「オリンピアーデ」RV725のシンフォニア第1楽章と、ヴァイオリン協奏曲 RV177の第1楽章。あるいは、ヴァイオリン協奏曲 RV199「疑惑」の第2楽章。これは、オペラ「試練の中の真実」RV739および「テルモドンテのエルコレ」RV710のアリア「愛する人よ」を改作したものです。同様に、オーボエのための協奏曲 RV450とファゴットのためのRV471は、オペラ「グリゼルダ」RV718のアリア「高慢な眉が矢を放ち」から着想を得ています)。
3. 類似した音楽素材を共有しているが、異なる手法で練り上げられた作品間の関係
(例:フルート協奏曲 RV432の現存する第1楽章と、ファゴット協奏曲 RV484の第1楽章)。


 Brilliant Classics & 関連レーベル

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 演奏者情報


アレッサンドロ・チッコリーニ(ヴァイオリン、復元)

【生地】
◆1971年:イタリア北部エミリア=ロマーニャ州、パルマで誕生。

【学業】
◆パルマ音楽院:ヴァイオリン、作曲を専攻。
◆ドメニコ・ノルディオに師事。その後、バロック・ヴァイオリンをキアラ・バンキーニ、エンリコ・ガッティらに師事。

【賞歴】
◆数々の国内・国際ヴァイオリン・コンクールで入賞。
◆ヴィヴァルディのオペラ『モテズマ』『テルモドンテのエルコレ』など、チッコリーニの復元版を使用した録音が、国際的な音楽賞(ディアパソン・ドール等)の対象となっています。

【仕事】
◆復元歴:ヴィヴァルディ:オペラ「モテズマ」、「テルモドンテのエルコレ」、「ウティカのカトーネ」、D.スカルラッティ:オペラ「王座に返り咲いたオッタヴィア」、ジアーニ:オラトリオ「処罰されたアブサロム」等。
◆所属歴:ナポリ・カペッラ・デッラ・ピエタ・デイ・トゥルキーニに数年間第1ヴァイオリン奏者として所属。以後も多数共演。
◆共演歴:イル・コンプレッソ・バロッコ、コンチェルト・ソアヴェ等。
◆教職歴:パルマ・A. ボイト音楽院。バロック・ヴァイオリン科教授。
◆マスタークラス:複数の音楽院でバロック・ヴァイオリンのマスタークラスを開催。

【録音】
◆CDは、Brilliant Classics、Archiv、Virgin Classics、Pan Classicsなどから発売。



ジョヴァンニ・バッティスタ・グラツィアディオ(小型ファゴット)

【生地】
◆イタリア生まれ。

【学業】
◆コゼンツァ音楽院:リコーダートを専攻。古楽の学士号を優秀な成績で取得。
◆チューリッヒ芸術大学:ファゴットを専攻。
◆バーゼル・スコラ・カントルム:歴史的管楽器(バロック・ファゴット)をドナ・アグレル、ロレンツォ・アルパートに師事。ファゴットの修士号および音楽教育学の修士号を取得。
◆カラブリア大学:薬学の学位を取得。
◆バーゼル大学:「1800年までのナポリにおけるファゴットの使用」というテーマで博士過程で研究中。

【仕事】
◆所属歴:アブコルディス・アンサンブル、イタリアン・コンソート、ラ・プティット・エキュリーの創立メンバーでした。
◆共演歴:イル・ジャルディーノ・アルモニコ、ラ・チェトラ・バーゼル、ラ・チェトラ・バロックオーケストラ、フライブルク・バロックオーケストラ、イ・バロッキスティ、アカムス・ベルリン、コンチェルト・ロマーノ、アカデミア・モンティス・レガリス、カッペッラ・ネアポリターナ、ル・ミュジシャン・デュ・プランス、イル・コンプレッソ・バロッコ、レ・タラン・リリク、ラウテン・カンパニー、J.S.バッハ財団管弦楽団、シンタグマ・アミチ、ラ・フェニーチェ、オルフェオ・フトゥーロ、アンサンブル・バロッコ・ディ・ナポリ、コンパニア・デ・ヴィオリーニ、オーケストラ・ラ・シンティッラなど多数。
◆教職歴:イタリアのブレーシャにある「ルーカ・マレンツィオ」音楽院およびドイツのブレーメン芸術大学でバロック・ファゴットを指導。以前はベネヴェントの「ニコラ・サラ」音楽院でリコーダーを教えていました。
◆研究:バーゼル・スコラ・カントルムFHNWの研究員として、18・19世紀の小型ファゴットに関する音楽学的・楽器学的著作「Fagottini and Tenoroons: Small-Sized Bassoons from the 18th and 19th Centuries」(バーゼル、2024年)に寄稿。
【録音】
◆CDは、Brilliant Classics、Passacaille、Naïve、dhm、Glossa、Erato、Challenge Classics、Arcanaなどから発売。



トンマーゾ・ロッシ(フルート/リコーダー)

【生地】
◆ナポリで誕生。

【学業】
◆ナポリ音楽院:フルートをパスクアーレ・エスポジトに師事し、フルートの学位を取得。
◆フィエゾレ音楽学校:マリオ・アンチロッティに師事し、最優秀の成績でディプロマを取得。
◆ラティーナ音楽院:パオロ・カピルチの下でリコーダーのディプロマを優秀な成績で取得。
◆バーゼル・スコラ・カントルム:ペドロ・メメルスドルフ(リコーダー)とイェスパー・クリステンセン(室内楽)に師事。
◆フェデリコ2世ナポリ大学:音楽史の学位を取得。

【仕事】
◆所属歴:2010年、アンサンブル・バロッコ・ディ・ナポリを設立。
◆共演歴:カペッラ・ネアポリターナ(アントニオ・フローリオ)、イル・コンプレッソ・バロッコ(アラン・カーティス)、コンチェルト・イタリアーノ(リナルド・アレッサンドリーニ)、コンチェルト・デ・カヴァリエーリ(マルチェッロ・ディ・リーザ)、レ・タラン・リリク(クリストフ・ルセ)、コンパニア・デ・ヴィオリーニ(アレッサンドロ・チッコリーニ)、アンサンブル・ディッソナンツェなど、主要な古楽アンサンブルや独奏者と共演。
◆教職歴:コゼンツァ音楽院およびベネヴェント音楽院でリコーダーを教え、現在はナポリのサン・ピエトロ・ア・マイエッラ音楽院のリコーダー科教授を務めています。
◆その他:2016年、ナポリのアレッサンドロ・スカルラッティ協会芸術監督に就任。

【録音】
◆CDは、Brilliant Classics、Agorá、dhm、Stradivariusなどから発売。



コンパニア・デ・ヴィオリーニ(古楽アンサンブル)

【略年表】
◆バロック・ヴァイオリン奏者のアレッサンドロ・チッコリーニと、チェンバロ・オルガン奏者のフランチェスコ・バローニの長い共演活動により、古楽器によるバロック・レパートリーの演奏に特化した新しいグループを結成するというアイデア実現のためにプロジェクトを開始。教育と文献学的研究への共通の情熱は、未発表のイタリア・レパートリーの復元、特にパルマのバロック音楽史上における伝統への注力という形で結実しました。
◆16世紀末から17世紀初頭にかけてファルネーゼ宮廷で活動していた歴史的なヴァイオリニスト集団の名を継承し、「コンパニア・デ・ヴィオリーニ」を編成。これは、この歴史的期間のレパートリーの研究を深めようとする若手世代の音楽家の育成を意図したものでもあります。:
◆2019年10月:モデナの「グランデッツェ・エ・メラヴィリエ」フェスティヴァルおよびパルマの「トライエットーリエ」フェスティヴァルで、17世紀末のナポリ王立礼拝堂で活動した作曲家たちによる「3つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ」のプログラムでデビュー。
◆2022年、当アンサンブルはロンドンのウィグモア・ホールにて、J. A. ハッセの未発表作品『ラ・セメレ』を演奏しました。
◆2022年、カザルマッジョーレの「ヴェネツィア・ピッチョーラ」フェスティヴァルに招聘され、作曲家A. ザーニとA. ヴィヴァルディの関連性に焦点を当てた3つのプログラムを披露しました。特にザーニの3声のソナタ、バスなしの2つのヴァイオリンのためのソナタ、作品2の4声の教会協奏曲などを演奏。
◆2023年:同フェスティヴァルに再び参加し、ザーニの作品4の4声の協奏曲を演奏しました。

【録音】
◆CDは、Brilliant Classicsなどから発売。


 トラックリスト (収録作品と演奏者)


CD [57'06]
アントニオ・ヴィヴァルディ 1678-1741

◆ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調 RV378
1. 第1楽章 アレグロ [5'57]
2. 第2楽章 アダージョ [5'18]
3. 第3楽章 アレグロ・モルト [4'17]

◆ファゴット協奏曲 ニ短調 RV482
4. 第1楽章 アレグロ・モルト [2'45]
5. 第2楽章 ラルゴ−プレスト−ラルゴ−プレスト−ラルゴ [4'15]
6. 第3楽章 アレグロ・マ・ノン・モルト [3'39]

◆フルート協奏曲 ホ短調 RV432
7. 第1楽章 アレグロ [3'18]
8. 第2楽章 グラーヴェ [4'35]
9. 第3楽章 アレグロ [4'15]

◆ファゴット協奏曲 ハ長調 RV468
10. 第1楽章 アレグロ・モルト [2'33]
11. 第2楽章 アンダンテ [1'28]
12. 第3楽章 アレグロ [4'41]

◆フルート協奏曲 ホ短調 RV431
13. 第2楽章 グラーヴェ [4'35]

◆ヴァイオリン協奏曲 ト短調 RV320
14. 第3楽章 アレグロ・ノン・モルト [5'22]
トンマーゾ・ロッシ(フルート独奏)
アレッサンドロ・チッコリーニ(ヴァイオリン独奏および指揮)
ジョヴァンニ・バッティスタ・グラツィアディオ(ファゴット独奏)

コンパニア・デ・ヴィオリーニ
└アレッサンドロ・チッコリーニ(第1ヴァイオリン)
└ドメニコ・シックィターノ(第1ヴァイオリン)
└パトリツィオ・フォカルディ(第1ヴァイオリン)
└クロディアナ・バボ(第1ヴァイオリン)
└ダヴィデ・メダス(第2ヴァイオリン)
└クロディアナ・バボ(第2ヴァイオリン)
└リッカルド・ボッテガル(第2ヴァイオリン)
└セバスティアーノ・レジナート(第2ヴァイオリン)
└ジェラルディン・ルー(ヴィオラ)
└フランチェスカ・カマーニ(ヴィオラ)
└ジュリア・ジッリオ・ジャネッタ(チェロ)
└ヴィオラ・マッティオーニ(チェロ)
└パツィ・モンテロ(コントラバス)
└ジョヴァンニ・バッティスタ・グラツィアディオ(ファゴット)
└フランチェスコ・バローニ(チェンバロ)
└フランチェスコ・モニカ、ジュリオ・モングイディ(チェンバロ)

録音:2023年8月30日-9月2日
場所:イタリア北部、ロンバルディア州クレモナ県、カサルマッジョーレ市立劇場

 Track list

Antonio Vivaldi 1678-1741
Concertos for Flute, Violin,
Bassoon & Orchestra
reconstructed by Alessandro Ciccolini

Violin Concerto in B flat RV378
1. I. Allegro 5'57
2. II. Adagio 5'18
3. III. Allegro molto 4'17

Bassoon Concerto in D minor RV482
4. I. Allegro molto 2'45
5. II. Largo-presto-largo-presto-largo 4'15
6. III. Allegro mà non molto 3'39

Flute Concerto in E minor RV432
7. I. Allegro 3'18
8. II. Grave 4'35
9. III. Allegro 4'15

Bassoon Concerto in C RV468
10. I. Allegro molto 2'33
11. II. Andante 1'28
12. III. Allegro 4'41

Flute Concerto in E minor RV431
13. II. Grave 4'35

Violin Concerto in G minor RV320
14. III. Allegro non molto 5'22

Tommaso Rossi flute solo
Alessandro Ciccolini violin solo & conductor
Giovanni Battista Graziadio bassoon solo

Compagnia de Violini
I violins Alessandro Ciccolini* · Domenico Scicchitano**/* · Patrizio Focardi · Klodiana Babo**
II violins Davide Medas* · Klodiana Babo · Riccardo Bottegal · Sebastiano Reginato**
altos Geraldine Roux* · Francesca Camagni
cellos Giulia Gillio Gianetta* · Viola Mattioni
doublebass Patxi Montero
bassoon Giovanni Battista Graziadio
harpsichords Francesco Baroni* · Francesco Monica · Giulio Monguidi

* first part
** combination in Violin Concerto

Recording: 30 August-2 September 2023, Teatro Comunale in Casalmaggiore, (CR) Italy


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