CD 輸入盤

『怒れるオルランド』1714年版 サルデッリ&モード・アンティクォ、ノヴァーロ、バッソ、他(2012 ステレオ)(2CD)

ヴィヴァルディ(1678-1741)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OP30540
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

naiveのヴィヴァルディ・エディションがまたやってくれた!
幻の『怒れるオルランド』1714年版、サルデッリによって復活!


「naive」のヴィヴァルディ・エディション、新刊は『怒れるオルランド』! あれ、OP30393でもう出てたじゃない? と思う方もいらっしゃるでしょうが、それは1727年に上演された有名な方で、今回発売されるのは、1714年に上演された別の作品です。
 この1714年の『怒れるオルランド』にまつわる事情はかなり複雑ですが、大雑把にまとめると以下のようなもの。1713年秋、ヴィヴァルディはヴェネツィアのサンタンジェロ劇場の興行主に就任。11月にアルベルト・リストーリという作曲家の『怒れるオルランド』が上演され、大当たりになります。このリストーリの楽譜は今日では紛失。翌1714年にも『怒れるオルランド』が上演されており、これは不完全ながら楽譜が伝わっていました。従来、この1714年の楽譜はリストーリの音楽でヴィヴァルディ作ではないとして、リオム番号で偽作を示す「RV Anh.84」が与えられていました。
 しかし残された楽譜を調べたところ、1714年の上演ではヴィヴァルディはほとんどの音楽を自分の曲に差し替えていたと判断され、ヴィヴァルディのオペラ『怒れるオルランド』RV.819と新たに認定されました。1714年の楽譜は第3幕を欠いており、他の曲にも多くの問題が残っていました。第1、2幕はヴィヴァルディの他の曲を参照、借用するなどして補筆完成させる一方、第3幕の補完は断念しています。ただ第2幕の幕切れが一番の聞き所であるオルランドの狂乱の場なので、あまり尻切れの印象はありません。
 サルデッリは2012年7月20日、フランスのボーヌ音楽祭で、このCDとまったく同じキャストでこの作品を演奏会形式で復活させています。これはそれと同時期に、フィレンツェの由緒あるペルゴラ劇場(1656年建立)で録音されたもの。もちろん世界初録音です。
 歌手はバロック・オペラで活躍している旬の歌手がズラリと並んでいます。タイトルロールのリッカルド・ノヴァーラはイタリアのバリトン。バロック、モーツァルト、ロッシーニのオペラを得意としており、ことにフランスで人気の高い人。アルチーナのロミーナ・バッソは、バロック・オペラで大活躍しているイタリアのメッゾ・ソプラノ。ブラダマンテのガエル・アルケスはフランスのソプラノ。バロックが活動の中心ですが、モーツァルトの娘役にも定評があります。アンジェリカのテオドーラ・ゲオルギューは、ルーマニア生まれのソプラノ。昨年、クリストフ・ルセがバックを務めたアリア集(APARTE AP021)が話題となりました。ルッジェーロのデイヴィッド・DQ・リーは、韓国生まれのカナダのカウンターテノール。現在ではヨーロッパのバロック・オペラ上演で大活躍しています。端役のアストルフォに日本でも人気の高いロベルタ・マメリが参加しています。そしてヴィヴァルディの権威サルデッリの生き生きとした指揮の素晴らしいこと。数々のヴィヴァルディの埋もれた名曲を発掘してきた「naive」のヴィヴァルディ・エディションですが、これは特筆すべき成果と言えるでしょう!(キングインターナショナル)

【収録情報】
・ヴィヴァルディ:歌劇『怒れるオルランド』(1714年版)RV.819

 リッカルド・ノヴァーロ(Br オルランド)
 ロミーナ・バッソ(Ms アルチーナ)
 ガエル・アルケス(S ブラダマンテ)
 テオドーラ・ゲオルギュー(S アンジェリカ)
 デルフィーヌ・ガルー(A メドーロ)
 デイヴィッド・DQ・リー(CT ルッジェーロ)
 ロベルタ・マメリ(S アストルフォ)
 モード・アンティクォ
 フェデリーコ・マリア・サルデッリ(指揮)

 録音時期:2012年7月
 録音場所:フィレンツェ、ペルゴラ劇場
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

【簡単なあらすじ】
魔女アルチーナの魔法の島。カタイ(中国)の王女アンジェリカは、彼女を愛する騎士オルランドがアルチーナの魔法を解くため島に到着したことを知る。一方アンジェリカの恋人メドーロは、船が難破し浜に打ち上げられたところをアンジェリカと再会。しかしそれを目撃したオルランドが怒り出すので、アンジェリカはオルランドを愛しているふりをしてうまく逃げる。アルチーナは島にやって来た騎士ルッジェーロを魔力で虜にする。後から来た彼の恋人ブラダマンテは絶望する。オルランドの仲間アストルフォは、魔法の指環の力でルッジェーロにかかっていた魔法を解く。アンジェリカを追ったオルランドは絶壁の魔法の洞窟に捕らわれてしまう。その間にアンジェリカとメドーロは結婚。脱出したオルランドは、木の幹に刻まれたアンジェリカとメドーロの名前を見つけ、怒りのあまり狂乱する。(キングインターナショナル)



【ヴィヴァルディの手稿譜の歴史】
全27巻の手稿譜は、1745年にはヴェネツィアの元老院議員、ヤコポ・ソランツォ伯爵の書庫にあったことが証明されています。おそらく、伯爵は、ヴィヴァルディの作品を印刷販売する法的権利を有していた弟のフランチェスコ・ヴィヴァルディから楽譜を購入したものと考えられています。ソランツォ伯爵の死にともない、手稿譜全27巻は、ジャコモ・ドゥラッツォ伯爵の手に渡ります。彼は、ヴェネツィアの大運河「カナル・グランデ」に沿った館にその全27巻を死に至るまで保管し、その後、ドゥラッツォ伯爵の甥で、前ジェノヴァ総督でもあるジェローラモが、それをジェノヴァの邸宅に移送、一世紀のあいだ大事に扱われますが、1893年、全27巻はマルチェッロとフラヴィオのドゥラッツォ兄弟に遺贈され、等しく分割されてしまいます。その後マルチェッロは、死に際して、自分の相続した手稿譜を、カザーレ・モンフェラート近郊サン・カルロにあるサレジオ会の学校に寄贈します。
 しかし1926年、学校の聖職者は、建物を修理するための資金を得るために手稿譜を売却することを決定、まずトリノ国立図書館にコンタクトをとりますが、断られてしまったため、聖職者は、友人で裕福な銀行家だったロベルト・フォに打診、彼は、息子を追悼する記念図書館のためにこの手稿譜を購入します。 残りの半分は、まだ、ジェノヴァにありましたが、長い交渉の末、ドゥラッツォ一族の相続者が売却に同意したので、二つに分かれていた手稿譜は、再び一つにまとめられることになります。なお、この時(1930年)、資金を提供したのは羊毛商のフィリッポ・ジョルダーノという人物でした。その後、アントニオ・ヴィヴァルディの手稿譜専門図書室が、トリノ国立図書館内にその本拠を移しますが、そこは現在、「マウラ・フォ=レンツォ・ジョルディーナ・コレクション」という名称で知られています。

naive ヴィヴァルディ・エディションを全部見る

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Allegro - Modo Antiquo
  • 02. Grave - Modo Antiquo
  • 03. Allegro - Modo Antiquo
  • 04. Recitativo
  • 05. Vorria la Mia Speranza
  • 06. Recitativo
  • 07. Se Fedele Serbi Affetto
  • 08. Recitativo
  • 09. La F, L'amor Che Ho in Sen
  • 10. Recitativo
  • 11. Rivo Che Tumido
  • 12. Recitativo
  • 13. Nel Profondo Cieco Mondo
  • 14. Recitativo
  • 15. Se Trova Il Lume la Farfalletta
  • 16. Recitativo
  • 17. Tu Sei Degli Occhi Miei
  • 18. Recitativo
  • 19. E' la Brama in Chi Ben Ama
  • 20. Recitativo
  • 21. Porta Il Sol Del Tuo Sembiante
  • 22. Recitativo
  • 23. Non Muore Il Fiore
  • 24. Recitativo
  • 25. Per Lo Stral Che Vien Da' Rai
  • 26. Recitativo
  • 27. Amer Costante Sempre

ディスク   2

  • 01. Recitativo
  • 02. Chi Seguir Vuol la Costanza
  • 03. Recitativo
  • 04. Ah, Fuggi Rapido
  • 05. Recitativo
  • 06. Taci, Non Ti Lagnar
  • 07. Recitativo
  • 08. Pianger, Sin Che L'onda Del Pianto
  • 09. Recitativo
  • 10. Io Sembro Appunto Quell'augelletto
  • 11. Recitativo
  • 12. Recitativo
  • 13. Recitativo
  • 14. Recitativo
  • 15. Cara Sposa, in Questo Petto
  • 16. Grazie Ed Amori
  • 17. Recitativo
  • 18. Recitativo
  • 19. Usignolo, Lascia Il Duolo
  • 20. Recitativo
  • 21. Al Fragor De' Corni Audaci
  • 22. Recitativo
  • 23. Recitativo Accompagnato
  • 24. Gran Madre Venere
  • 25. Recitativo
  • 26. Recitativo Accompagnato
  • 27. Diva Dell'espero
  • 28. Recitativo
  • 29. Amaranto Ch'eterno Ha Il Suo Vanto
  • 30. Recitativo
  • 31. Recitativo
  • 32. Recitativo
  • 33. Sei Mio Nume, Se Il Mio Bene
  • 34. Recitativo
  • 35. Io Ti Getto Elmo Ed Usbergo
  • 36. Recitativo
  • 37. Ho Cento Vanni Al Tergo

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