ヴィクトル・ユゴー

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レ・ミゼラブル 5 ジャン・ヴァルジャン 平凡社ライブラリー

ヴィクトル・ユゴー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784582769005
ISBN 10 : 4582769004
フォーマット
出版社
発行年月
2020年04月
日本
追加情報
:
528p;17

内容詳細

コゼットを思いながら、政府軍との死闘に身を投じるマリユス。バリケードには幼きガヴローシュの姿もあった。そこに吸い寄せられるように現れ再び相まみえることとなったジャン・ヴァルジャンとジャヴェール―。生けるもののごとき巨大なバリケードと下水道の果てにすべての惨めな者たち(ミゼラブル)の運命が交錯し、壮大な物語は完結する。

【著者紹介】
ヴィクトール・ユゴー : 1802‐85。フランス19世紀を代表する詩人・作家。16歳で詩壇にデビュー、1830年劇作『エルナニ』の成功でロマン派の総帥になり、やがて政治活動をおこなうが、51年ナポレオン3世のクーデターに反対、70年まで19年間ガンジー島などに亡命。小説『レ・ミゼラブル』はこの時期に書かれた。帰国後、85年に死去

西永良成 : 1944年富山県生まれ。東京外国語大学名誉教授。専門はフランス文学・思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ころこ さん

    ベンヤミンが言う通り、パリの地下には集団の無意識が眠っているとしたら、ヴァルジャンが、テナルディエの地下道から脱出の手引きと、ジャヴェールの追跡と手助けがあった場面に注目せずには置かない。この場面は3人が揃うからだ。前に3人が揃ったのは、第3部でヴァルジャンがテナルディエにゴルボー屋敷で監禁された場面だった。前回は隣室から覗いているだけで、今回も瀕死の状態のマリユスはただいるだけの存在だ。キリストは誰かという問いが有効だとすれば、訳者の見立てではヴァルジャンだが、ただそこにいるだけの神として、マリユスこそ

  • 80000木 さん

    しんどかったー。全編通して、ここ読む必要ある?みたいな部分多すぎてしんどかったけど最後は泣けたなあ。最後まで読んでよかったなあ。

  • dokusyotyu24 さん

    ついに読了。なんとも言えない読後感。マリウス、薄情だなあ、という思いが拭えない。それはともかく、ユゴーは何を思ってこの長い長い物語、ストーリーの本筋よりも枝葉の描写や社会に対する考察の方が多い物語、地名や人名に溢れた物語を紡いだのだろうか、発表当時の人々はどのように物語を受け取ったのだろうか、と気になった。

  • でとむ さん

    世界一泣ける小説はこのときにもう書かれていたんだ。やっぱり長いのは良い。

  • 読人 さん

    全5冊、2400ページの作品、最後は涙なくしては読み終えることができない。物語終盤、仕方がないとはいえマリユスにはイライラさせられ、テナルディエの役割に驚く。ジルノルマン老人が意地を捨てて自分の気持ちに素直になるところ(ぜひ見倣いたい)やジャヴェールの葛藤、そしてジャン・バルジャンの苦悩、いずれも心に深く残る。正義・革命のための暴力の正当化というメッセージはいささか受け入れ難いが、登場人物達の個性が際立つ作品。コゼットにはこの後ずっと幸福に暮らして欲しい。

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ヴィクトル・ユゴー

1802〜1885。フランス・ロマン派を代表する作家・詩人。デビュー作『オードと雑詠集』が評価され、その後『エルナニ』で名声を得る。政治に関心を持ち七月王政時代から議員活動を行うが、ナポレオン3世のクーデターに反発し、亡命。60歳の時に大作『レ・ミゼラブル』を完成させる。最期は民主主義の英雄として国

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