LPレコード

24の前奏曲〜ヴァイオリン版 ギドン・クレーメル (180グラム重量盤アナログレコード)

ヴァインベルグ(1919-1996)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC1132
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
LPレコード

商品説明

ACCENTUS MUSIC レーベルから発売されたクレーメルによるヴァインベルクの録音がLP となって登場します。ヴァインベルクはクレーメルが数年来
非常な熱意を燃やす作曲家。ヴァイオリンのオリジナル曲ではなく、無伴奏チェロのための「24 の前奏曲」をクレーメル自身がヴァイオリン用に編曲した
ものを全曲録音しました。
クレーメルは2017 年9 月に読売日本交響楽団とヴァインベルクのヴァイオリン協奏曲を演奏した際、アンコールにこのなかから2 曲を弾き、さらに2018
年2 月にはサントリーホールで全曲を演奏して話題となりました。
ヴァインベルクの「24 の前奏曲」は1968 年の作で、大チェリストのロストロポーヴィチに捧げられました。長短24 の調ではなく、異なる性格による作
品を集めていて興味津々。ことにショスタコーヴィチやシュニトケに勝るとも劣らぬミステイアスな引用に終始していて、その点もクレーメルの関心を引き、チェ
リストだけの宝にしておきたくないと編曲の意欲を燃やしたと思われます。
たとえば第5 番はシューマンのチェロ協奏曲から、第21 番はショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1 番から露骨にして大胆な引用(というよりそっくりそ
のまま)しているのも衝撃。後者はもちろんロストロポーヴィチに捧げられていますが、前者もショスタコーヴィチがロストロポーヴィチのために1963 年
に再オーケストレーションしていることもあり、なにやら意味深。おそらくクレーメルは意味を理解して披露しているらしいのも、推理小説ばりの面白さ。
クレーメルの演奏もシャープで緊張感に満ち、この謎めいた作品にさまざまな光を当てています。リトアニアの写真家アンタナス・ストクス(1939 〜)の
雰囲気あるモダンな写真が添付されているのもイマジネーションを広げさせられます。


ヴァインベルク(クレーメル編):24の前奏曲Op.100(ヴァイオリン版)
録音:2017年12月/パリャシャウス・ドヴァラス(リトアニア)

(メーカーインフォメーションより)

ユーザーレビュー

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 レビューにもある2018年サントリーホール...

投稿日:2019/05/01 (水)

 レビューにもある2018年サントリーホールでの公演で感銘を受け、購入。 2018年の公演では「Preludes to a lost time」と銘打ってアンタナス・ストクスの写真をスライド上映しながら1時間弱、求道的に当盤の作品紹介にあたっていた。満員のサントリーホールで我々には耳慣れたとは決して言えないヴァインベルグのソロ演奏で勝負をかけ、しかも会場の空気を支配してしまうクレーメルの力量と企画力に脱帽した記憶がよみがえってくる。   先に言っておくが、聴いてすぐに「あ、いいね、コレ」と言えるような内容ではない。しかし、訴えかける情感は尋常でなく軽い気持ちでは聴きとおせない「秘曲」の類。24の各曲が統一したテーマを持っているとか関連性があるようには思えず、それぞれにしのばされた感情や場面、光景を自分なりにイメージしながら聴くのがお勧めだと思う。    ひとつ注文を付けるならストクス氏の写真作品をもう少し加えてみた方が内容的には良かったのではないかと思う。当盤の内容はパトスの発露とでも言ったらいいのだろうか、ヴァインベルグが見聞きし体験した人生から得たものを音に込めたものである気がする。そのヒント、もしくはインスピレーションの源となりそうな光景が2018年公演時のスライド上映ではいくつも観ることができた。  まあ、写真のことは措いておいても曲・演奏はおすすめです。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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