CD 輸入盤

TAKE TWO〜ヴァイオリニストとふたりで パトリツィア・コパチンスカヤ

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ALPHA211
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


コパチンスカヤ/TAKE TWO〜ヴァイオリンと2人で〜

2019年1月から2月にかけ、ソロ・リサイタルをへてテオドール・クルレンツィス指揮ムジカエテルナの初来日公演に協奏曲ソリストとしても登場するパトリツィア・コパチンスカヤ。両親はともに旧ソ連モルドヴァきっての民俗音楽奏者で、オイストラフとシェフチークに連なる中東欧の演奏伝統をひく教育を受けたあと、ファジル・サイやギドン・クレーメル、ハインツ・ホリガーといった大物たちと渡りあいながら、主に近現代作品での痛快にきわだった解釈で頭角をあらわしました。その一方でフィリップ・ヘレヴェッヘとピリオド奏法でのベートーヴェン協奏曲を録音、バロック以前の音楽への思いがけない適性も披露。NAIVEやECMでの録音も高い評価を受け、めざましい躍進が世界的に知れわたった2015年、満を持してAlphaレーベルに登場した最初のアルバムがこの『TAKE TWO 〜ヴァイオリニストとふたりで』。
 娘アリスへのプレゼントとして、自身が共演してきたさまざまな楽器の敏腕奏者たちとの二重奏ばかりを集めた小品集で、ブックレットは多くの一流奏者たちのアーティスト写真で知られるマルコ・ボルググレーヴェが全面協力した書籍風の仕様。収録作品それぞれが「娘アリスへの説明」という体裁できわめて明快かつ的確に解説されており、中世写本からバロックをへて現代にいたる数々の作品や作曲家たちの世界へ向かう、未知分野への格好のイントロダクションにもなる1枚に仕上がっています。しかも個々の作品はその分野をよく知る人にとっても新鮮な解釈で、たとえばチェンバロとトイピアノを併用したマルチヌーや通奏低音即興が添えられたバッハ『シャコンヌ』など、よく知っていたはずの世界がまったく斬新に塗り替えられてゆく驚きも。冒頭数十秒の超・前衛的なイニシエーションを越えた先には、驚くほどなじみやすくもエキサイティングな音の冒険が待ちかまえています。(輸入元情報)

【収録情報】
● レオ・ディック[1976-]:「バッタと蟻」バーレスク風導入曲(音楽への前奏)
● ホルヘ・サンチェス=チョン[1969-]:オヴァークロッカーズ1,2,3,4,5
● マウリシオ・ソテロ[1961-]:4つの光の断片
● クロード・ヴィヴィエ[1948-1983]:ヴァイオリンとクラリネットのための小品
● ハインツ・ホリガー[1939-]:春の踊り(不安定)/トレプフリ=ムージヒ/小さな何か
● オットー・ツィカン[1935-2006]:声がつきまとう何か
● ジョン・ケージ[1912-1992]:メロディNo.4
● ミヨー[1892-1974]:遊び(快活に)
● マルチヌー[1890-1959:]休符あり(アレグレット)
● ファリャ[1876-1946]:ホタ〜ポロ〜子守唄
● J.S.バッハ[1685-1750]:シャコンヌ
● ビーバー[1644-1704]:描写的ソナタ
● ジャンベルティ[1600-1662]:かっこうの調べ
● ギボンズ[1583-1625]:ファンタジア第4番
● マショー[c.1300-1377]バラード『その美しさは、他の誰をも』
● ウィンチェスター・トロープス集(11世紀)


 パトリシア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン)
 レート・ビエーリ(クラリネット、ヴァイオリン、オカリナ)
 ロランス・ドレフュス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 パブロ・マルケス(ギター)
 アントニー・ロマニュク(チェンバロ、トイピアノ)
 マティアス・ヴュルシュ(ダルブッカ)
 エルネスト・エストレリャ(ヴォーカル)
 アリス・コパチンスカヤ(声、色塗り、台本、インスピレーション)

 録音時期:2014年
 録音場所:シュトゥットガルト、トリトヌス録音スタジオ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

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