CD 輸入盤

ブロニスラフ・ギンペル RIAS録音集1954−57(3CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
AU21418
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

オリジナル・マスターよりよみがえる
ブロニスラフ・ギンペルのヴァイオリン
かつてないボリューム、ベルリンRIAS録音集成


抜群の高音質復刻で評判を呼ぶauditeの「ドイチュラントラジオ・クルトゥーア・エディション」の最新刊。幼少時より神童としてならし、名手フーベルマンになぞらえて「ブロニスラフ2世」としてさわがれた名ヴァイオリニスト、ギンペル。クレンペラーに賞賛されロス・フィルのコンサートマスターを務めた事もありましたが、オイロディスクなどの多くの録音などによって、ソリストとしての人気が現在でも高いようです。芸風も「天賦の才があり、大変な技術力もち、若き日は力強いヴィブラートと情熱的な音楽が魅力」とグローブ音楽事典でも評されております。往時のヴァイオリン芸術の魅力が堪能できる価値ある1セットです。
 ブロニスラフ・ギンペル[1911-1979]は、現在のウクライナ共和国西部リヴィウ(リヴォフとも)に生まれ、ロサンジェルスで亡くなったアメリカのヴァイオリニスト。イディッシュ・シアターを立ち上げた祖父、クラリネットやヴァイオリンを演奏し、小劇場の楽団を指揮する父、そして兄のジェイコブ[1906-1989]もまた高名なピアニストとして知られるという具合に、芸術一家に育ったギンペルは、1922年から26年までウィーン音楽院でロベルト・ポラック(ほどなくサンフランシスコで若き日のアイザック・スターンの師となる)に学び、さらに1928年から1929年にかけてベルリン音楽大学でカール・フレッシュに師事しています。
 14歳でウィーン・フィルと共演、ゴルトマルクのヴァイオリン協奏曲を弾いてデビューを果たし、神童と讃えられたギンペルは、1926年にはイタリア国王とローマ教皇ピウス11世の御前演奏をおこなってもいます。ギンペルはケーニヒスベルク管(1929〜31年)、エーテボリ響(1931〜36年)、ロサンジェルス・フィル(1937〜42年)のコンサートマスターを歴任するいっぽう、この間1935年の第1回ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールで入賞を果たしています。
 その後一時期、ハリウッド・ユース・オケを創設して指揮者としても活躍、1942年から1945年までは米軍の兵役に服し、1947年以降、ギンペルはアメリカとヨーロッパでソリストとしての活動を再開。また、アメリカン・アーティスト四重奏団、ニュー・フレンズ・ピアノ四重奏団、マンズ・ピアノ・トリオのメンバーとしても、ワールドツアーを行いました。1967年から1973年までコネティカット大学の教授として後進の指導にあたり、1964年には初来日を果たしました。(キングインターナショナル)

【収録情報】
『ブロニスラフ・ギンペル/ベルリンRIAS録音集1954-57』

CD1 (73:44)
・シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47 (31:13)
 フリッツ・レーマン(指揮)
 録音時期:1955年6月24,25日
 録音場所:ベルリン、ランクヴィッツ・シュトゥーディオ
 録音方式:モノラル(セッション)

・シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番 Op.61 (19:27)
 アルトゥール・ローター(指揮)
 録音時期:1957年4月1日
 録音場所:ベルリン、ランクヴィッツ・シュトゥーディオ
 録音方式:モノラル(セッション)

・ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調 Op.22 (22:59)
 アルフレッド・ゴールケ(指揮)
 録音時期:1954年2月26日
 録音場所:ベルリン=ダーレム、イエス・キリスト教会
 録音方式:モノラル(セッション)

CD2 (59:50)
・シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 D.574, Op.162 (21:15)
 録音時期:1955年4月15日
 録音場所:ベルリン、RIASフンクハウス、シュトゥーディオ7
 録音方式:モノラル(セッション)

・メンデルスゾーン:ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調 Op.4 (21:32)
 録音時期:1955年4月16日
 録音場所:ベルリン、RIASフンクハウス、シュトゥーディオ7
 録音方式:モノラル(セッション)

・シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調 Op.105 (16:58)
 録音時期:1955年2月4日
 録音場所:ベルリン、RIASフンクハウス、シュトゥーディオ8
 録音方式:モノラル(セッション)

CD3 (47:47)
・ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ (20:33)
 録音時期:1955年6月29日
 録音場所:ベルリン、RIASフンクハウス、シュトゥーディオ7
 録音方式:モノラル(セッション)

・タルティーニ/フリードリヒ・ヘルマン編:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 Op.1-10『見捨てられたディドーネ』 (14:36)
 録音時期:1955年2月4日
 録音場所:ベルリン、RIASフンクハウス、シュトゥーディオ8
 録音方式:モノラル(セッション)

・ラートハウス:パストラルとダンス Op.39 (12:30)
 録音時期:1955年2月3日
 録音場所:ベルリン、RIASフンクハウス、シュトゥーディオ8
 録音方式:モノラル(セッション)

 ブロニスラフ・ギンペル(ヴァイオリン)
 RIAS交響楽団(CD1)
 マルティン・クラウゼ(ピアノ:CD2, CD3)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Allegro - Bronislaw Gimpel/Rias-Symphonie-Orchester Berlin
  • 02. Adagio Di Molto - Bronislaw Gimpel/Rias-Symphonie-Orchester Berlin
  • 03. Allegro, Ma Non Tanto - Bronislaw Gimpel/Rias-Symphonie-Orchester Berlin
  • 04. Violin Concerto No. 2, Op. 61 - Bronislaw Gimpel/Rias-Symphonie-Orchester Berlin
  • 05. Allegro Moderato - Bronislaw Gimpel/Rias-Symphonie-Orchester Berlin
  • 06. Romanze - Bronislaw Gimpel/Rias-Symphonie-Orchester Berlin
  • 07. Allegro Con Fuoco - Bronislaw Gimpel/Rias-Symphonie-Orchester Berlin

ディスク   2

  • 01. Allegro Moderato
  • 02. Scherzo. Presto
  • 03. Andantino
  • 04. Allegro Vivace
  • 05. Adagio. Allegro Moderato
  • 06. Poco Adagio
  • 07. Allegro Agitato
  • 08. Mit Leidenschaftlichem Ausdruck
  • 09. Allegretto
  • 10. Lebhaft

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