スウェーデン・ヴァイオリン音楽の至宝　セシリア・シリアクス、ベンクト・フォシュベリ

スウェーデン・ヴァイオリン音楽の至宝

スウェーデンの数多くの賞を受賞した音楽家、ヴァイオリンのシリアクスとピアノのフォシュベリがデュオとして再びタッグを組み、スウェーデンの至宝であるヴァイオリン作品を紹介するアルバムをリリース。シリアクスは1972年生まれで1997年にスウェーデン王立音楽アカデミーのコンクールで成功を収め、国際的なキャリアを開始。フォシュベリは1952年生まれで、教会オルガニストやカントルを務めた後、リサイタルの伴奏ピアニストとして、声楽のフォン・オッターなどと舞台や録音で共演するなど、認められた存在です。
　ここではスウェーデンの知られざる才能あふれる作曲家たちに焦点をあてています。とりあげた4人のうち、ヘレナ・ムンクテル[1852-1919]とイカ・ペイロン[1845-1922]の2人は女性作曲家で、女性がキャリアをもつのに困難な時代の中でも優れた作品を残しています。ハラルド・フリュクレフ[1882-1919]のソナタ・ア・ラ・レジェンダは上演の機会も多い人気作品ですが、それ以外は今回が世界初録音。アルバム・タイトルの通り貴重な知られざる作品です。（輸入元情報）

【収録情報】
1. ムンクテル：ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調
2. ハクヴィニウス：ヴァイオリンとピアノのための組曲
3. フリュクレフ：ソナタ・ア・ラ・レジェンダ
4. ペイロン：2つのキャラクター・ピース Op.19（ロマンス／ユーモレスク）

　ピセシリア・シリアクス（ヴァイオリン）
　ベンクト・フォシュベリ（ピアノ）

　録音時期：2020年1月2-4日
　録音場所：Ingesund School of Music (Grand Concert Hall), Arvika, Sweeden
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）
　世界初録音（1,2,4）