CD 輸入盤

シルヴィア・マルコヴィチ第1集 ヴァイオリン協奏曲集(2CD+DVD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
DHR7942
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Canada
フォーマット
:
CD
その他
:
DVD付き,輸入盤

商品説明

ルーマニアが誇る世界的なヴァイオリニスト
マルコヴィチの弾く傑作ヴァイオリン協奏曲集
DVD映像つき

1952年ルーマニアのバカウに生まれたシルヴィア・マルコヴィチは、テクニックはもとより容姿端麗なことでもたいへんな人気を博すヴァイオリニスト。ネーメ・ヤルヴィとのシベリウスのコンチェルト(BIS)でも名高い彼女の近況を窺い知るのにうってつけのセットがDOREMIよりリリースとなります。
彼女は、ブカレスト音楽院でダヴィド・オイストラフの弟子、ステフェン・ゲオルギューに師事。13歳でキャリアをスタートさせ、16歳のときブルーノ・マデルナ&ハーグ・フィルとの共演で国際的なデビューを果たしています。さらに1969年にはロン=ティボー国際コンクールで第1位に輝き、翌1970年にはジョルジェ・エネスク国際コンクールでも第1位を獲得。
ストコフスキーの大のお気に入りであった彼女ですが、なかでも1972年6月15日にロイヤル・アルバート・ホテルで行われた、ストコフスキー&ロンドン響のさよならコンサートで弾いたグラズノフは有名で、以降最重要レパートリーに挙げられています。ベートーヴェン、ブラームス、チャイコフスキー、ラロといったヴァイオリン協奏曲の傑作ばかりをまとめた上に、映像まで収めたこのたびのセット。そのグラズノフと並んで、1971年にアバド指揮のロンドン響、さらにミラノ・スカラ座管との共演以来、同じく重要なレパートリーとされるバルトークの第2番が収められているのも注目。
オイストラフ譲りのゆたかな音色の魅力と、祖国エネスク(エネスコ)以来の伝統を今に受け継ぐマルコヴィチのあざやかな演奏をたっぷりと楽しむことが出来ます。(キングインターナショナル)

CD1
@チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
Aブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
 @クリスティアン・マンデール(指)南西ドイツ放送交響楽団
 Aガルシア・ナヴァロ(指)シュトゥットガルト放送交響楽団
 録音:@1996年5月(ライヴ) A1988年2月12日(ライヴ)

CD2
@ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
Aサン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調Op.61
 @エリアフ・インバル(指)フランクフルト放送交響楽団
 Aマルチェロ・ヴィオッティ(指)ザールブリュッケン放送交響楽団
 録音:@1979年10月(ライヴ) A1993年6月27日(ライヴ)

DVD (NTSC / Region All)
@ラロ:スペイン交響曲Op.21
Aブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26
Bバルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番Sz.112
 @クリスティアン・マンデール(指) A指揮者不詳
 @Aブカレスト・ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団
 Bエーリヒ・ベルゲル(指)ハンガリー放送交響楽団
 収録:@1994年(ライヴ) A1990年(ライヴ) B1991年(ライヴ)

 シルヴィア・マルコヴィチ(ヴァイオリン)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. 1. Allegro moderato
  • 02. 2. Canzonetta
  • 03. 3. Finale: Allegro vivacissimo
  • 04. 1. Allegro non troppo
  • 05. 2. Adagio
  • 06. 3. Allegro giocoso, ma non troppo vivace

ディスク   2

  • 01. 1. Allegro non troppo
  • 02. 2. Larghetto
  • 03. 3. Rondo - Allegro
  • 04. 1. Allegro non troppo
  • 05. 2. Andantino quasi allegretto
  • 06. 3. Molto moderato e maestoso

ユーザーレビュー

総合評価

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1990年代の演奏をDVDで観ることができる超...

投稿日:2021/12/16 (木)

1990年代の演奏をDVDで観ることができる超貴重なBOXです。ただし、画像は決して褒められた映像品質ではありません。あくまでボーナスDVDだと思った方が良いかと思います。

jin さん | 長野県 | 不明

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是非、多くの方に聴いていただきたい。この...

投稿日:2011/05/22 (日)

是非、多くの方に聴いていただきたい。このセットには7曲の協奏曲が収録されている。シルビア・マルコヴィチのヴァイオリンは、繊細で潤いに満ちた響きなのだが、そこには常に冷静さが感じられる。そこから立ち上る気品は尋常ではない。マルコヴィチの演奏する有名な協奏曲は、BISから出ているシベリウスくらいなので、DOREMIからのリリースはうれしい限りだ。チャイコフスキーとブラームスはもちろんいいのだが、インバルと組んだベートーヴェンの説得力は、ライブらしい緊張感を伴い最高である(その意味で、2010年にインバル・東京都交響楽団と予定されていたドボルザークのコンチェルトがドクターストップでキャンセルされたのは残念)。ただ、マルコビッチの品格がよく合うサン=サーンス(1993年収録)なのだが、これだけは、マルコヴィチ自身の水準に達していない。1985年にスイス・イタリア語放送O.と共演した際の演奏の素晴らしさには及ばないのだ。3枚目のDVDはテレビ放送からのソフト化なので、音質・画質はそれなりだ。しかし、演奏はブリリアント。その中でもバルトークの2番は、3曲の映像の中で特に素晴らしい、凄みのある演奏だ。演奏する姿も見た目に楽しい。 今回は、VOL.1となっているので続編を期待してよいのだろう。サン=サーンスは前述の1985年の演奏、チャイコフスキーは、1980年12月20,23日のハーグ・フィル、1997年スイス・イタリア語放送O、またシベリウスの協奏曲は1976年フランス国立Oとの共演がそれぞれ映像として残っているようなので、発売してほしい。また、ストコフスキーと1972年6月14日にライブ収録したグラズノフの協奏曲(DECCA)が現在は手に入らないので、再発をお願いしておきたい。さらに、以前ルーマニアのレーベルElectrecordから、1972年にセッションレコーディングされたブルッフとグラズノフの協奏曲が、LPで発売されていた(共演はジョルジュエネスクフィル)。グラズノフがストコフスキーとの録音時期と極めて近いからだろうか、CD化はされいない。そのほかにも、マルコヴィチは室内楽もやっているので聴きたいものだ。そして、できれば、マルコヴィチにライブだけでなくセッションレコーディングをしてもらいたい。つい、望むことが多くなってしまった。それほど素晴らしいマルコヴィチである。

mikikiyosi さん | 神奈川県 | 不明

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