CD 輸入盤

クリスチャン・フェラスの芸術(10CD限定盤)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4806655
組み枚数
:
10
レーベル
:
Dg
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
限定盤,輸入盤

商品説明

クリスチャン・フェラスの芸術
没後30周年記念ボックス


20世紀フランスの名ヴァイオリニスト、クリスチャン・フェラス[1933-1982]がドイツ・グラモフォンにおこなった録音を中心に集めた10枚組記念ボックス。

【フェラス全盛期の録音】
フェラスは1950年代から1960年代にかけてドイツ・グラモフォンとデッカにレコーディングをおこなっており、それらはEMIのものと並んでフェラス全盛期の演奏を良質な音で収録したものとして高く評価されてきました。
 今回、フェラスの没後30年を記念し、フェラスのヴァイオリン芸術を広く紹介すべくてドイツ・グラモフォンが制作した10枚組ボックスには、ドイツ・グラモフォンだけでなく、デッカやテレフンケンからも音源が選ばれており、世界初CD化音源や、未発表音源も含まれるなど注目度の高い内容となっています。フェラス全盛期を代表する美しい演奏の数々をまとめてコレクションできる便利なセットの登場です。

【クリスチャン・フェラス】
1933年6月17日、フランス北部のル・トゥケに誕生。幼い頃から父によってヴァイオリンの手ほどきを受け、1941年にニース音楽院に入学、1943年には同地のコンクールで優勝します。翌年、パリ音楽院に入学し、ジョルジュ・エネスコとルネ・ベネデッティにヴァイオリンを、ジョゼフ・カルヴェに室内楽を師事。すぐに頭角をあらわし、室内楽とヴァイオリン演奏で首席となり、13歳でパリ音楽院を卒業。
 パリ・デビューののち、各地のコンクールで優秀な成績を収めますが、17歳頃からは実際のコンサートやレコーディングが本格化、ランパルやエネスコと共演した室内楽コンサートのほか、ベームに招かれてコンチェルトを演奏、さらに、英デッカにシューリヒトとブラームスのヴァイオリン協奏曲をレコーディングし、アメリカでもミュンシュとブラームスを演奏したり、マールボロ音楽祭に出演するなどし、ときには現代作品の初演もおこなったりと、1950年代のフェラスの活躍はたいへんに華麗なもので、この頃にドイツ・グラモフォンへのレコーディングも開始しています。
 1960年代に入るとツアーの忙しさは相変わらずながら、EMIへのレコーディングが活発化し、しかも1964年からは、カラヤン&ベルリン・フィルやバルビゼと共演してドイツ・グラモフォンへの録音も本格化し、加えてコンサートも熱心におこなうというような多忙な状態が続きます。
 そうしたストレス過多な状況がフェラスを追い込んだのか、やがて彼は酒に溺れるようになります。それでもコンサートや録音は続けており、1975年にはその功績によってパリ音楽院から表彰され同音楽院の教授として迎えられることとなるのですが、この頃からフェラスは公開コンサートをおこなわなくなってしまいます。
 フェラスはその後、1982年3月9日にパリでコンサートを開いてカムバックします。5月6日には同じくパリで盟友バルビゼと共演し大きな成功を収め、8月25日にはヴィシーでも演奏会をおこなうのですが、それから20日後の9月14日に、フェラスはなぜか自殺し、その生涯を終えています。まだ49歳でした。(HMV)

【収録情報】
CD1
J.S.バッハ:
・ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV.1041
・ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV.1042
・2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV.1043
 ミシェル・シュヴァルベ(ヴァイオリン:BWV.1043)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
 1966年録音(ステレオ/DG)

・ヴァイオリン・ソナタ第3番ホ長調 BWV.1016
 セリニ・シャイエ=リシェ(ピアノ)
 1953年録音(モノラル/DECCA)世界初出音源

CD2
ベートーヴェン:
・ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
 1967年録音(ステレオ/DG)

・ロマンス第1番ト長調 Op.40
・ロマンス第2番ヘ長調 Op.50
 ハンブルク州立フィルハーモニー管弦楽団
 レオポルト・ルートヴィヒ(指揮)
 1955年録音(モノラル/TELEFUNKEN)世界初CD化

CD3
・ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77
・シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
 1964年録音(ステレオ/DG)

CD4
・チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
 1965年録音(ステレオ/DG)

・セルジュ・ニグ:ヴァイオリン協奏曲
 フランス国立放送管弦楽団
 シャルル・ブリュック(指揮)
 1960年録音(ステレオ/DG)世界初CD化

CD5
シューマン:
・ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調 Op.105
・ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調 Op.121
・3つのロマンス Op.94
 ピエール・バルビゼ(ピアノ)
 1965年録音(ステレオ/DG)

CD6
ブラームス:
・ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78
・ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.100
・ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108
・F.A.E.ソナタ〜スケルツォ ハ短調
 ピエール・バルビゼ(ピアノ)
 1968年録音(ステレオ/DG)

CD7
・フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ短調
・ルクー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
 ピエール・バルビゼ(ピアノ)
 1965年録音(ステレオ/DG)

・ショーソン:詩曲 Op.25
 ベルギー国立管弦楽団
 ジョルジュ・セバスチャン(指揮)
 1953年録音(モノラル/DECCA)

CD8
・ラヴェル:ツィガーヌ
 ベルギー国立管弦楽団
 ジョルジュ・セバスチャン(指揮)
 1953年録音(モノラル/DECCA)

・オネゲル:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
・ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
・フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第2番
 ピエール・バルビゼ(ピアノ)
 1953年録音(モノラル/DECCA)

CD9:アンコール集
・クライスラー:愛の喜び
・クライスラー:愛の悲しみ
・シューマン:トロイメライ
・シューベルト:アヴェ・マリア
・クライスラー:ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
・メンデルスゾーン:無言歌 Op.62-1
・ディニーク:ホラ・スタッカート
・ドヴォルザーク:ユーモレスク
・クライスラー:ウィーン奇想曲
・マスネ:タイスの瞑想曲
・シャミナード:スペインのセレナード
・フォーレ:子守歌
・リムスキー=コルサコフ:インドの歌
・サラサーテ:アンダルシアのロマンス
・ファリャ:スペイン舞曲第1番
・サン=サーンス:白鳥
・ストラヴィンスキー:ロシアの歌
 ピエール・バルビゼ(ピアノ)
 ジャン=クロード・アンブロシーニ(ピアノ)
 アーネスト・ラッシュ(ピアノ)
 1968年録音(ステレオ/DG)

CD10
モーツァルト:
・ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216
・ヴァイオリン協奏曲第6番変ホ長調 K.268(偽作)
 シュトゥットガルト室内管弦楽団
 カール・ミュンヒンガー(指揮)
 1954年録音(モノラル/DECCA)

・ヴァイオリン・ソナタ第29番イ長調 K.305
・ヴァイオリン・ソナタ第32番ヘ長調 K.376
 ピエール・バルビゼ(ピアノ)
 1956年録音(モノラル/DECCA)世界初CD化

 クリスチャン・フェラス(ヴァイオリン)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. (Allegro moderato)
  • 02. Andante
  • 03. Allegro assai
  • 04. Allegro
  • 05. Adagio .
  • 06. Allegro assai
  • 07. Vivace
  • 08. Largo ma non tanto
  • 09. Allegro
  • 10. Adagio
  • 11. Allegro
  • 12. Adagio ma non tanto
  • 13. Allegro

ディスク   2

  • 01. Allegro ma non troppo - Cadenza: Fritz Kreisler
  • 02. Larghetto
  • 03. Rondo. Allegro - Cadenza: Fritz Kreisler
  • 04. Romance pour violon et orchestre n 1 en sol majeur, Op.40
  • 05. Romance pour violon et orchestre n 2 en fa majeur, Op.50

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ピアノではサンソン・フランソワ、ヴァイオ...

投稿日:2013/01/03 (木)

ピアノではサンソン・フランソワ、ヴァイオリンではフェラス。この二人の共通点は【酒、女、自殺】。 精神上から来るモロさがありながらも、非常に質の高い演奏を繰り広げる。 協奏曲では、シベリウスとブラームスに興味を持ちました。 何よりも、オオスメは、ルクー、フランク、ブラームスのバルビゼ(pf)とのVnソナタ。 非常に念密ながらも、お互いの長所を生かした演奏と言ってもいいでしょう!

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流麗にして気品あふれるフェラスにとって幸...

投稿日:2012/10/30 (火)

流麗にして気品あふれるフェラスにとって幸か不幸か…。油ギトギトで演出過剰な、一番カラヤンらしい時代にぶち当たってしまった。それぞれの良さや特徴が鮮やかに表出され、協奏曲だから許される趣向なのだろうが…。ただチャイコだけは、その路線のままやれば、泥臭さの中にフェラスは溺れてしまったかもしれない。さすがカラヤンと言うべきか、あまたあるチャイコ録音の中でフェラスとのVn協奏曲だけは、あざとさがなく抑制が効いたサポートに回っている。どこか脆く危なそうな演奏もあるが、蠱惑的ともいえるバルビゼとルクーのソナタなど、余人を以て代え難いものもある。もっと長く活躍して欲しかったが、いかなる理由かは分からないが、最終的には悲惨な人生に。セットものとしては若干、高めの価格設定だが、その価値は十分にあると思う。

蓮華人 さん | 千葉県 | 不明

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