アドルフ・ブッシュ／ベルリン録音集１９２１〜２９（２ＣＤ）

アドルフ・ブッシュ1920年代の名演集！
ベルリンでの録音が「Guild Historical」から復刻！

20世紀前半のドイツを代表する大ヴァイオリニスト、アドルフ・ブッシュ[1891-1951]が1921年から1929年にかけて、ドイツ・グラモフォン・スタジオなどベルリンで収録を行った演奏が、ギルド・ヒストリカル（Guild Historical）から復刻！
　「Adolf Busch The Life of an Honest Musician」の著者としても有名なタリー・ポッターのコレクションである78回転のアナログ盤から直接復刻が行われたアドルフ・ブッシュの録音。78回転のアナログ盤でのみリリースされていた音源や、未発表の２つのテイクを含む「ベルリン・レコーディングス」は、亡命前の1920年代、ドイツでのアドルフ・ブッシュの至芸を集めた貴重なリリースです。
　リマスタリングはお馴染みの名エンジニア、ピーター・レイノルズ＆レイノルズ・マスタリング。復刻、音質面の仕上りにも期待したいところ。（東京エムプラス）

【収録情報】
『アドルフ・ブッシュ／ベルリン・レコーディングス1921〜1929』

1.　ブラームス／ヨアヒム編：ハンガリー舞曲第2番ニ短調（1921年6月録音）
2.　ブラームス／ヨアヒム編：ハンガリー舞曲第20番ニ短調（1921年6月録音）
3.　コレッリ／ブッシュ編：ソナタ ト短調 Op.5より第5曲Adagio（1921年6月録音）
4.　ドヴォルザーク／プレス編：スラヴ舞曲変イ長調 Op.46-3, B78（1921年6月録音）
5.　J.S.バッハ：パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006よりPreludio（1922年録音）
6.　J.S.バッハ：パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006よりGavotte en Rondeau（1921年6月録音）
7.　タルティーニ／コルティ編：ソナタ ト長調 op.2より第12曲Adagio（1922年録音）
8.　ドヴォルザーク：4つのロマンティックな小品 Op.75より第4曲Larghetto（1922年録音）
9.　ゴセック／ブルメスター編：ガヴォット（1922年録音）
10.　クライスラー：ディッタースドルフの様式によるスケルツォ（1922年録音）
11.　シューマン／フールヴェク編：子供の情景 Op.15より『トロイメライ』（1922年録音）
12.　ポルポラ／コルティ編：アリア ホ長調（1922年録音）
13.　ドヴォルザーク／プレス編：スラヴ舞曲ト短調 Op.46-8, B78（1922年録音）
14.　ドヴォルザーク／プレス編：スラヴ舞曲ト短調 Op.46-8, B78（1922年6月録音）
15.　クライスラー：タルティーニの様式のコレッリの主題による変奏曲（1922年録音）
16.　ドヴォルザーク／ヴィルヘルミ編：ユモレスク変ト長調 Op.101-7, B187（1922年録音）
17.　クライスラー：プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ（1922年録音）
18.　ブラームス／ヨアヒム編：ハンガリー舞曲第5番ト短調（1922年録音）
19.　ホフシュテッター：弦楽四重奏曲ヘ長調 Op.3-5（1922年録音）
20.　モーツァルト：弦楽四重奏曲第21番ニ長調 K.575『プロシャ王第1番』よりAndante, Menuetto（1922年録音）
21.　ヴェルディ：弦楽四重奏曲ホ短調よりPrestissimo（1922年録音）
22.　シューベルト：弦楽四重奏曲第15番ト長調 D.887よりScherzo: Allegro vivace（1922年録音）
23.　J.S.バッハ：パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004よりSarabanda（1928年4月23日録音）
24.　J.S.バッハ：パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004よりGiga（1929年6月11日録音）
25.　J.S.バッハ／ブッシュ、ブルーメ編：ソナタ ト長調 BWV.1021（1929年10月24日録音）
26.　J.S.バッハ：パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004（1929年11月8日＆11日録音）

　アドルフ・ブッシュ（ヴァイオリン）
　ブルーノ・ザイドラー＝ヴィンクラー（ピアノ／1-4,7-18）
　ルドルフ・ゼルキン（ピアノ／25）
　ブッシュ四重奏団（19-22）

　録音時期：1921-29年
　録音場所：ベルリン
　録音方式：モノラル（セッション）
　リマスタリング：ピーター・レイノルズ＆レイノルズ・マスタリング